柚月 裕子 著 

デビューしてから15年のあいだに書いたエッセイをまとめた物。
初めて柚月裕子を読んだのは、「慈雨」でした。それから「狂犬の眼」「狐狼の血」…殆ど読みました。
ヤクザの話なんか読めないと思っていましたが、何故かハマってしまい、このシリーズ読みました。
今回、このエッセイを読んでいて彼女の事色々分かりました。
「仁義なき戦い」が好きな事、猫が好きな事、ゴルフする事…
そして、東日本大震災でご両親を失った事。
題名は、その震災の日で止まったままの時とそこから流れる時、あの日から動けずにいる自分と日常を送る自分。'あとがき'ではグッとくるものがありました。
読んでよかったなと思う一冊になりました。
ちょっとビックリしたのは、装画がGLAY TERUさんという事。
エッ?と思いマジマジと見てしまいました・笑
本好きの彼女の読んだ本。メモしておいたので、少しずつ借りて読んでみようと思っています。
今年は、今まで読んでない作家の本も読みたい📖