故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

本醸造純米酒

2025-02-20 07:10:55 | よもやま話

絵のタイトルは、「海に落つるがごとく」です。
香川県男木島の桟橋です。
私たちの島でも、車で20分走ったら食品スーパーがあります。
都会だって、スーパーや最寄り駅まで歩いて20分です。
免許を返納したら、フェリー(30分)に乗って広島で買い物をすればよい。
乳母車につかまりながら歩けます。
朝じの寺の前には、決まって乳母車が数台駐車しています。
さてさて、なるようになると心配はしていません。



今日のタイトルは、「本醸造純米酒」です。
精米歩合で、本醸造(70%)、純米酒(60%)と大吟醸(50%)で清酒は分類される。
末娘から、アップルパイのお礼にどんな酒が良いかと電話があった。
精米歩合70%の本醸造で美味しい酒が良い。
できたら大山山系の酒を望む。と返答する。
純米酒もよいなと加える。

精米歩合70%の純米酒(丹沢山)が送られてきた。
何だこれは、表示違反ではないか。
飲んでみた。
色味が黄色で、口に含んでまったり感があった。
妻と二人で、旨い。
ラベルに、「タンクで熟成」と書いている。
なるほど。

スイスからミッションが来た。
ビール会社に2トンのタンクを借りた。
日本酒を仕込みたいから、作り方を調査して、一週間以内に報告しろ。
ばかやろうです。
さっそく、多摩地区の酒蔵を訪ねるも聞ける気配はなかった。
東村山の豊島酒造所は、酒蔵全部を思う存分見せてくれた。
杜氏の田中さんは、どこまでも親切で、英語で書いた「酒造りの本」まで教えてくれた。
さっそく、王子の醸造研まで行き、その本を買った。
サイジング、酵母の種類、フローシートと共に本も送った。

娘が送ってくれた酒を飲みながら、豊島酒造の「貴醸酒(仕込み水が酒)」を思い出した。
妻が、飲み過ぎないようにとお猪口を用意してくれた。
このお猪口は、広島の本通りの渡部陶苑で買ったものである。
猫好きな娘の結婚祝いにマグカップを探しに府中のイオンまで行った。
広い店内に陶器屋さんは二軒だけで、品数も少ない。
アンデルセンの前にあったのよという妻の記憶を頼りに、本通りを歩いた。
本通りは昔の面影(なんでも揃う)はなくなり、若者向けの店ばかりとなった。
渡部陶苑は、一階をテナントに明け渡し2階に引っ越していた。
猫の絵が付いたマグカップも豊富で、選ぶのに困った。
店内の端に売れない陶器が置いてあり、半額になったお猪口を見つけた。

酒も陶器も好みです。
よいなと思えればそれでよし。
気に入った人が、嫁さんになってくれた人は果報者です。

2025年2月20日
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