故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

生き急ぐな

2023-04-03 04:48:10 | よもやま話

絵のタイトルは、「笑う名人」です。
東北にいる時、訪ねてくれてよく笑かしてくれました。
今は、どうしておられるでしょう。
疲れてくると、視線が下に落ち表情が暗くなります。
なんとかしなくちゃ。


生き字引 桜散る見る やじろべえ

今日のタイトルは、「生き急ぐな」です。
家族が増えるごとに転職を繰り返し給料をあげてきました。
田舎が嫌で都会に飛び出しました。
半世紀が経ち、故郷へ帰って来ました。
朝起きると親は畑に出ていました。
夜は、子供達が寝てから親は仕事から帰って来ました。

都会でも生活スタイルは、何ら変わりませんでした。
一時間半満員電車に乗り、残業をして夜11時に帰っていました。
職住接近の田舎暮らしの方が、有効かつ快適でした。
田舎では、外で仕事をしていると誰かが話しかけてきます。
都会は、孤独でした。
転勤、転職するごとに一から「近所付き合い」を始めました。
子供中心の親子会も、子供の進路ごとにばらばらになりました。

給料をあげても、あげるだけローンに苦しみました。
家に縛られる生活は、田舎も都会も一緒でした。
飛び出した田舎に帰っています。
人を助ければ助けるだけ、自分の時間が無くなっていきます。
田舎でも都会でも、疲れてはいけない。
楽しむだけの余力を残しておかなければなりません。
自由は、瀬戸際にある。
身体を甘やかしてもいけないし、過酷であってもならない。
まさに、やじろべえです。

2023年4月3日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする