
絵手紙の題材を探して、家中の面白いを表現していた頃の作品です。
一戦済んで、夜中に起きだす二人です。
私はブログを、妻は店の会計をします。
妻は、殊のほかこの会計が楽しみなようです。
お好み焼きの商売にとって厳しい季節になりました。
冬キャベツから春のものに変わるこの季節です。
ほのかなキャベツの甘みを売るお好み焼きです。
春キャベツでは、甘みが薄くこれまでのようなソースの量では負けてしまいます。
おまけに、美味しいキャベツがとれる量がとても少なくなります。
工夫が必要です。
キャベツの甘みを印象付けるために、ソースの量を減らしてみました。
味が薄くなる分、出汁の量を増やしました。
まずまずの味になりました。冬キャベツに負けない春の味を引き出したい。
同じ値段の春キャベツから、取れる美味しい葉は少なくなりました。
原価をあげていきます。また冬キャベツが出るまでの工夫が続きます。
今日のテーマは、「必然性とユーモア(Part2)」です。
沈思黙考に入りたいけど、話しかけられ中断します。
何々しなければ、こうでありたいと必然性が生まれてきます。
その過程や結果がユーモアとなります。
そして、また話し合いとなります。
お互いの想いをぶつけ合うことになります。
精一杯の結果がそうさせるのです。
一生懸命やっているのは、必然性からです。
それをどう対処するかでユーモアとなります。
以前見た「欽どこ」でのシーンを思い出します。
欽ちゃんが幼い見栄晴に掃除の仕方を教えます。
教えられた通り、見栄晴はごみを箒で集め塵取りに入れます。
次のゴミを集めるために他の場所に移動します。
幼い見栄晴は、集めたゴミをこぼさずに移動しようとしません。
一生懸命な見栄晴は、ちりとりを縦にして、
せっかく集めたゴミをまたまき散らします。
欽ちゃんが、見栄晴を急き立てます。
見栄晴は一生懸命掃除をします。
切りがありません。
一生懸命(必然性)がぺーソスとなり、けなげな可愛さがユーモアとなります。
欽ちゃんがそれを際立てさせ、見ている観客を笑わせます。
話し合いは、時としてののしりあいに変わります。
お互いに自信がなくて不安だからです。
経験があって修羅場を乗り越えた後であれば、
どちらかが冷静に答えるはずです。お互いに未知のことなのです。
その未知に挑戦するのが必然性です。
一生懸命の基がユーモアです。
次回はもっと掘り下げたい。
弔いの 記憶残せと 花火あげ
2017年4月17日
2015年1月30日投稿記事「必然性とユーモア」
2016年6月9日投稿記事「過去を振り返らぬ」
2017年1月10日投稿記事「必然性とユーモア(Part2)」
も参照ください。
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