
*2014年11月2日撮影
会津の鶴ヶ城公園は、春は桜、秋は紅葉に彩られます。
今年の紅葉はことに美しく、特にモミジは見事です。気温が低いせいでしょうか。
紅葉(こうよう)と書いてモミジとも読むのですが、樹木の種類としてのモミジは正しくはカエデです。
カエデの一種としてのイロハモミジなどを通称モミジといい、紅葉の字をあてます。
まぎらわしいので木の名前としてはモミジを使わず、イロハカエデなどとカエデの名を使う人もあります。
ここでは通称のモミジを使わせてもらいます。
モミジはほぼ日本の固有種で、園芸用にたくさんの品種が作られ、庭や公園に好んで植えられています。
品種によってさまざまな色に紅葉し、日当たりの具合によっても色が微妙に変わります。
鶴ヶ城公園のさまざまな色のモミジをごらんください。

*2014年11月2日撮影
まだ緑色の葉のモミジです。
少し黄色くなってきていて、あちこちに赤い葉が混じっているのが、まるで日本画のようです。
やがてすべて赤い葉に変わるのでしょうか。

*2014年11月2日撮影
鶴ヶ城公園には少ない、黄色い葉のモミジです。
これも一部は赤い葉になっているので、やがてすべて赤くなるのかと思います。

*2014年11月2日撮影
これは文字通り燃えるように赤いモミジです。
逆光で光が透けて心打つ美しさです。
一部黒っぽく見えている葉はまだ緑色の葉が残っているのです。

*2014年11月2日撮影
オレンジ色も混じっていますが、ほぼすべて赤く紅葉したモミジです。
赤いモミジはやはり最高です。

*2014年10月31日撮影
このモミジは赤いのですが、色が濃くて紫に近い印象の葉がたくさんあります。
こういう色のモミジもけっこう植えられています。
あまり派手ではありませんが、落ち着いた美しさがあります。