
*2014年11月11日撮影
先週末は冬になったかのような寒さでしたが、今日は秋晴れが戻ってきました。
秋になると、シジュウカラなどのカラ類が集団をつくって樹木に群がるようになります。
そんな集団に今日は出会いました。
シジュウカラやヤマガラ、コガラにヒガラ、それにコゲラやメジロまで混じってにぎやかでした。
その集団のなかに、珍しくゴジュウカラがいました。
ゴジュウカラはどちらかというと山の中にいる鳥で、平地では珍しいのです。
秋も深まって、山から降りてきたのかもしれません。

*2014年11月11日撮影
ゴジュウカラはキツツキ類と同じく、垂直の樹木の幹にとまることができます。
そして垂直の幹を下に向かって歩くことができます。これはキツツキ類にもできない特技です。

*2014年11月11日撮影
松の幹にとまって上の方を見ています。
ゴジュウカラは雑食で、木の実や果実類のほか虫なども食べます。
キツツキと同じように木の皮の下にいる虫類も食べるので、木の幹にとまっている姿はキツツキのようにも見えます。
ただゴジュウカラはキツツキのように木の皮をつつくのではなく、すばやく自在に動いて皮の隙間にいる虫などを捉えて食べるようです。