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*2015年8月2日撮影
8月になりました。連日の猛暑です。
日中の暑さを避けて、散歩も早朝に変更しました。
朝早いせいかオオマツヨイグサが咲いているのに出会います。ちょっとした空き地のようなところに咲いています。
夕方になると花を咲かせ翌朝にはしぼんでしまうとされています。
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*2015年8月2日撮影
太宰治が「富士には月見草がよく似合う」と書いた「月見草」はオオマツヨイグサのことであるらしい。
これ以来「月見草」という名前はマツヨイグサ類を指すという誤解が定着してしまったようです。
また竹久夢二は「待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ」と書いて、「待宵草(マツヨイグサ)」とするべきところを「宵待草」と間違えてしまったので、ヨイマチグサという呼びかたもあるのだと定着してしまいました。
間違いだと目くじら立てるよりも、ツキミソウやヨイマチグサの方が風情があると、おおらかに考えたいもの。
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*2015年8月1日撮影
空をバックにオオマツヨイグサの写真です。
オオマツヨイグサは明治のはじめに園芸用に導入されたのではないかと言われています。
似た仲間に、マツヨイグサ、メマツヨイグサなどがあります。いずれも外来種で、いまはどこにでも野生化しています。