さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

里山の秋

2015-11-11 22:26:57 | 

*2015年11月11日撮影

 会津若松は山に囲まれていて、どちらを見ても山。
 そんな身近な山々が紅葉する季節はとても心おどります。
 今年の紅葉はなかなかいいぞと思いながらも、雨まじりの寒い日々が続いているうちにピークは過ぎてしまいました。

 今日は久しぶりに雲の中から日差しがさすという天気だったので、今年最後のチャンスと思って近くの山を撮影してきました。
 鮮やかな赤はもう見られなくて、全体的に茶色っぽくなってきています。
 それでも里山の秋の雰囲気を感じていただければ何よりです。





*2015年11月11日撮影

 それぞれの樹木がそれぞれの色に葉を染めて、やがてみな落としてしまいます。
 赤や黄色の葉、枯れた木の枝、そして緑の濃い杉や松、これらが入り混じって紅葉の景色ができます。
 里の山には杉や松が多く、とてもいいアクセントになっています。





*2015年11月11日撮影

 日の光が少なくて少し暗めですが、今日見た中ではいちばん紅葉らしい風景と思います。
 もう少し前なら鮮やかな赤もあったのですが、それでもまあ里の山としては上出来ではないでしょうか。





*2015年11月11日撮影

 高い山では樹木の種類というか取り合わせが違うので、目を見張るような紅葉を見ることができます。
 
 でも、里の山でも少し地味とはいえこのように興味深い光景を見ることができます。
 綿のようにふわっとして見えるのはもう葉を落としてしまった樹木たち。
 それを取り巻く黄色や赤(というよりは薄茶色ですが)の木々。ところどころを引き締める、杉や松の緑。
 なかなかのものだと一人で思っています。





*2015年11月11日撮影

 紅葉より杉の方が多いと言われそうな写真。始めの一枚もそうでしたが。
 それでもこういうのが、身近な山の風景です。
 里山の秋の雰囲気。終わりかけの紅葉の景色もいいものです。