さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ネズミムギ

2020-06-18 22:17:09 | 草花

*2020年6月18日撮影

 6月に入って真夏がやってきました。暑くなる時期が、毎年早くなるような気がします。
 10日(水)には、会津若松で気温36.4℃を記録し、この日の日本一になりました。
 その次の日からは、どうやら梅雨入りしたらしく、雨模様の日が続いています。

 ここ数日は晴れることが多く、晴れれば気温は30℃くらいまで上がります。
 
 久しぶりの更新ですが、今日は、地味な雑草のネズミムギです。
 川沿いを歩いていて、ネズミムギの花が咲いているのに気づきました。
 イネ科の草は判別が難しいのですが、こういう見た目の特徴がはっきりしているものは見るとほっとします。





*2020年6月18日撮影

 コムギやオオムギは食料として栽培されています。
 食糧にならないという意味で、イヌムギとかネズミムギとかがあります。
 名前に「ムギ」がつくので、それらしい姿の穂をつけます。
 ネズミムギは直立した茎の先に、分岐しないまっすぐな穂をつけます。





*2020年6月18日撮影

 ヨーロッパ原産で、明治期に牧草として輸入されたものだそうです。
 牧草としては、イタリアンライグラスという名で呼ばれるようです。
 今ではすっかり野生化して、どこにでもある雑草です。





*2020年6月18日撮影

 イネ科の草はみな似ていて、なかなか見分けることができません。
 ネズミムギやイヌムギなどは、どちらかといえば分かりやすいので、そういうものから少しずつ覚えていきたいと思っています。