
*2020年8月23日撮影
日中は暑いのですが、それでも幾分過ごしやすくなってきているように思います。
朝や夜には吹く風が気持ちよく感じられるようになりました。
今日は偶然、ザリガニを撮影できました。
ザリガニといえばアメリカザリガニですが、誰もが知っているこの生き物を撮影するのはなかなか難しいものです。
今日は幸運が重なって、細い水路の中にいるザリガニを観察し、撮影もできました。
2匹のアメリカザリガニが激突しそうな雰囲気の写真ですが、大きな争いにはならずにお互いに避けて通っていきました。
後ろにいる2匹も、それぞれを応援している雰囲気ですが、もちろん全然関係なく事態は治ったわけです。

*2020年8月23日撮影
石の間に隠れているアメリカザリガニ。
この個体は体の赤みが強いので、成熟しつつあるようです。
右手のハサミは無くなっていますね。どうしたのでしょうか。
他のアメリカザリガニはあまり赤くないので、まだ若い個体なのかもしれません。
大きなハサミだけが、赤い点々模様で目立っています。

*2020年8月23日撮影
草の陰、石の下に潜んでいるアメリカザリガニ。
これもハサミの他は、体が赤くありません。赤い大人になるまでには、何日ぐらいかかるのでしょうか。
ザリガニの在来種は、北海道と青森、秋田、岩手の3県にのみ、ごくわずかに生息しているとされています。
在来のザリガニは赤くなくて、体も小さいようです。
食用のウシガエルの養殖のために、餌として導入されたのがアメリカザリガニです。
食用ガエルの事業は頓挫して、今やウシガエルは各地での嫌われ者。
一方のアメリカザリガニは、全国に広がるとともに、赤い姿が子供達に人気です。
どちらも、環境への影響が懸念されながらも、全国どこでも増え続けています。