*2014年7月17日撮影
地味な蝶の写真ですみません。
ホシミスジという蝶です。
ミスジチョウ類の蝶は、茶色い地に白い線が三本入った蝶を言います。様々な蝶が含まれていて、ホシミスジもそのひとつです。
白線が一本のイチモンジチョウとか、白線が二本のフタスジチョウとか、ミスジ以外の似たような蝶もいます。
これらに共通の特徴は、たいてい翅を広げてとまるということです。
*2014年6月21日撮影
さてこうして翅の裏側を見ると、表側(背中側)と違って、なかなか手の込んだ美しい模様になっています。
後翅の前の方に黒い点々があることが、ホシミスジのホシという名の由来です。
触角の先が光っていて、まるで灯が灯っているようです。
*2014年6月23日撮影
逆光で裏側から表の模様が透けて見えるという状況のホシミスジです。
ふだん表側から見ている蝶とはだいぶ違った風情です。
地味だと思う蝶もときには思いがけない美しい姿を見せてくれます。
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