*2017年12月22日撮影
雪の中に冬枯れている草などが目立ちます。
大型の草が多くて、これはなんだろうと、葉や花を想像して見たりするのですが、なかなか名前が出て来ません。
今日出会ったこの草は、霜が降りて朝日の中で輝いていました。
背景が暗くないと霜の輝きが見えないので、黒っぽい写真になっていますが、実際はとても明るいのです。
それで、ふと思いつきました。
ここには秋にこんもりと茂ったミヤギノハギがあったはずだと。
これは草ではなく、ミヤギノハギの冬の姿なのではないか、と思ったわけです。
よく見ると、雪の中には倒れているたくさんの細い茎がありました。
たぶん、これはミヤギノハギの冬の姿です。
*2017年12月22日撮影
黒い背景に細い枝がたくさん、光っています。
現代絵画のような美しい模様になっています。
間違いの可能性もありますが、これはミヤギノハギだとしておきます。
*2017年12月22日撮影
少し離れて、ハギの生えている様子です。
あんなにたくさんあったミヤギノハギが、ほとんどみな雪の下になって、わずかばかりが立っています。
これは立っていても枯れているわけで、ハギの本体は地面のなかの根として生きているわけです。
その根から、来年の春になると新しい茎が伸びて、また秋になると花を咲かせます。
毎年繰り返される生命の営みの、役割を終えた姿が、冬枯れのこの姿というわけです。
冬になるとこうした木々はわかりませんね。
でもめぼしかが着いたので来年はその正体が確実にわかりそうですね
たまに止んだと思って出かけると、寒さがこたえます。
じいさんには、夏の暑さも冬の寒さも、耐え難くなってきました。