*2015年12月7日撮影
初雪は降りましたがその後また暖かくなって、変な冬です。
冬枯れの中で、そこここの庭にある赤い実は目を引きます。
南天は青い葉の中にちょっとかたまった実がきれいです。
ウメモドキはもう葉が落ちてしまって、赤い実だけがたくさんついていて華やかです。
なかでも圧倒的に目立つのはピラカンサと呼ばれている低木です。
正式にはトキワサンザシというのですが、ピラカンサとされる庭木にはトキワサンザシ以外の種類も含まれているようです。
常緑樹で葉は落ちませんが、とにかく赤い実がびっしりとついて、なんとも見事です。
*2015年12月6日撮影
緑と赤の組み合わせというのは、クリスマス飾りやお正月の飾りに使われる、豪華でめでたい色の組み合わせです。
トキワサンザシのこの色合いは、目がクラクラするような景色です。
ところどころ葉が黄色っぽくなっていて、金色が混じっているような錯覚を覚えて、いっそう豪華に見えたりします。
*2015年11月5日撮影
ひと月前の撮影ですが、豪華さは変わっていません。
明治時代に渡来した観賞用の庭木ですが、昭和40~50年代に大流行したのだそうです。
その頃にさまざまな品種が導入されたのだけれど、みんなまとめてピラカンサという名になっているようです。
色が赤いということもあり、余計に生命力を感じます。
そういえば、こちらのイチョウ並木、葉はもう黄色一色です。
イチョウは紅くは色付かないという不思議さがあったことを今まで考えたことがなかったです。
ひでじいさんのブログを通して、そういうところにも目がいくようになったのだと思います。