*2015年12月6日撮影
今日は日曜日ですが、先週の金曜日に初雪が降りました。
雨の中に雪が混じってみぞれ状態でした。山の上はともかく平地では積もるほどではありませんでしたが、いよいよ冬です。
今日は少し晴れ間が出て、散歩に出かけることができました。
今日の発見は、まだ元気なカナムグラです。
写真のようにまだ葉は枯れておらず、ハリエンジュ(俗称アカシア)の幼木に絡みついています。
実がたくさん付いているようです。
*2015年10月16日撮影
カナムグラというのは荒地のようなところにはびこる、つる性の草です。
他の植物に絡みついていくらでも伸びていく、なかなか手に負えない雑草です。
雌雄異株で、この写真は雌花です。
いわゆるホップのような形をしていて、赤い色は実がついたことを示します。
*2015年9月16日撮影
カナムグラは夏の間にもりもりと増え、秋になる頃にこのような雄花を咲かせます。
まず雄花が咲き、少し遅れて雌花が咲きます。
夏から秋へ盛んに茂っていたカナムグラも冬になる頃にはほとんど姿を消し、地下の根だけが冬を越すわけです。
ところがまだ残って木などに絡みついているカナムグラがけっこう目につくのです。
「もう冬が来たよ、冬仕舞いを急いだら」と声をかけたくなります。
「カナムグラ」と聞くと、なにか宮沢賢治っぽい響きですね。
ホップで思い出しましたが、私が子供の頃に使っていた湯呑みのひとつに、
ホップの絵柄が描いてあるものがありました。
冬にはあったかい緑茶があると安心します。