
*2015年11月11日撮影
会津若松は山に囲まれていて、どちらを見ても山。
そんな身近な山々が紅葉する季節はとても心おどります。
今年の紅葉はなかなかいいぞと思いながらも、雨まじりの寒い日々が続いているうちにピークは過ぎてしまいました。
今日は久しぶりに雲の中から日差しがさすという天気だったので、今年最後のチャンスと思って近くの山を撮影してきました。
鮮やかな赤はもう見られなくて、全体的に茶色っぽくなってきています。
それでも里山の秋の雰囲気を感じていただければ何よりです。

*2015年11月11日撮影
それぞれの樹木がそれぞれの色に葉を染めて、やがてみな落としてしまいます。
赤や黄色の葉、枯れた木の枝、そして緑の濃い杉や松、これらが入り混じって紅葉の景色ができます。
里の山には杉や松が多く、とてもいいアクセントになっています。

*2015年11月11日撮影
日の光が少なくて少し暗めですが、今日見た中ではいちばん紅葉らしい風景と思います。
もう少し前なら鮮やかな赤もあったのですが、それでもまあ里の山としては上出来ではないでしょうか。

*2015年11月11日撮影
高い山では樹木の種類というか取り合わせが違うので、目を見張るような紅葉を見ることができます。
でも、里の山でも少し地味とはいえこのように興味深い光景を見ることができます。
綿のようにふわっとして見えるのはもう葉を落としてしまった樹木たち。
それを取り巻く黄色や赤(というよりは薄茶色ですが)の木々。ところどころを引き締める、杉や松の緑。
なかなかのものだと一人で思っています。

*2015年11月11日撮影
紅葉より杉の方が多いと言われそうな写真。始めの一枚もそうでしたが。
それでもこういうのが、身近な山の風景です。
里山の秋の雰囲気。終わりかけの紅葉の景色もいいものです。
本当に綿がかかったようにみえました。
美しくも不思議な感じですね。
当然ながら吐く息も白くはなりません。
妙な気候です。
それでも落葉樹の葉はほとんど落ちてしまいました。
会津は柿の産地で「会津実不知柿(あいづみしらづがき)」という特産品があります。私の住んでいるところの近くの山裾に広大な柿畑が広がっています。
この柿は渋柿なので、焼酎漬けにして渋抜きをして出荷します。
出荷しないハネものをいただいて、昨年初めて干し柿に挑戦してみました。
ところが程よく甘みがついた頃に、鳥さんがやってきて食べてしまいます。ごくわずかしか残りませんでした。
鳥さんに食べられずに干し柿を完成させるにはどうしたものかと思案中です。
気温が高いので、まだ柿を干すには早いようです。
地面と落ち葉も引き続き季節を伝えてくれていますね。
(息はまだ白くなってはいなかったのですね。最近天気予報をあまり見ていませんでしたので、各地の気温もどれくらいであるかという感覚がすっかり飛んでいました。)
会津が柿の産地だったなんて知りませんでした。
会津実不知柿とは名前も古風ですね。
ひでじいさん、昨年が丁度 柿の一番干し☆に当たる年だったのですね。
鳥さんもさすが目の付け所がちがいますね。