*2018年12月10日撮影
冬の始まりの頃は天候も不順で、散歩もままなりません。
しばらくお休みしている間に12月になってしまいました。
8日土曜日からちらほらと雪が舞いはじめ、きのう9日日曜日は断続的に雪が降りました。
積雪はごくわずかですが、初雪です。
今日はみごとに晴れたので、初雪の景色を撮影しようと出かけました。
とりあえず最初の写真は雪の山です。
まだ色づいた葉も見える中、雪の風情はいいものです。
*2018年12月10日撮影
これは石を敷いた道ではなく、会津の鶴ヶ城の天守閣の石垣です。
雪が少しだけ積もっています。
この無造作に積んだような石垣の積み方は、野面積み「のづらづみ」と言って戦国時代の石垣の積み方です。
石をきれいに四角に加工する技術がなかったために、ほぼ自然石のまま積み上げています。
鶴ヶ城では天守閣の石垣のみがこの積み方で、歴史の古さを語っています。
野面積みは見かけと違ってきわめて頑丈で耐久性に優れていることが分かっています。
*2018年12月10日撮影
おなじみのマサキの実に雪が積もって凍っています。
マサキは鶴ヶ城公園にたくさんありますが、きれいな赤い実はなかなか少ないようです。
*2018年12月10日撮影
大きな木です。
もうすっかり葉は落ちてしまいましたが、実が残っています。
これはキリの木です。雪が少し張り付いて、冬の景色になりました。
*2018年12月10日撮影
さて最後はよそ様の庭のナナカマドです。
葉は残り少ないのですが、赤い実と雪の白さが心に沁みます。
雪の景色を楽しむ心の余裕が、年々減っているような気がしているこの頃です。
窓のむこう、雪の中に飛び回るスズメの姿を愛でながら、ゆったりと過ごしたいと思っています。
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