*2015年12月2日撮影
秋冬に白い地味な花を咲かせるヤツデ。
花の少ない時期なので、見応えがあります。
つやつやとした大型の葉が印象的です。
八つ手というからには、葉は8つに分かれているのかと思いきや、9つまたは7つなのだそうな。
*2015年11月5日撮影
ヤツデは庭木として植えられることが多いのですが、どちらかといえば観葉植物として鑑賞されています。
それで葉の色も黄色っぽいものとか斑入りのものとかがあるようです。
これは先月撮影の写真ですが、球形の花とつぼみが見えます。
実のように見える小さな緑の粒がつぼみです。
ヤツデの花はこれから実をつけて、来年の春に茶色に熟します。
暗い森の中でヤツデに出会うと、遠目にボーッとして幽霊かと思う時があります。
白い花が密集しているとなかなか存在感がありますね。
冬になって、見た目に美しい生きものは
あまり見かけなくなってきました。
それでも、晴れた日には、
何かしら心に残る出会いがあるような気がして
出かけます。