*2015年12月11日撮影
冬になって、会津の鶴ヶ城のお堀にはカモたちが集まってきています。
おなじみのカルガモが一番多いのですが、マガモもかなりいます。
ところが、その他のカモたちがどうも数が少ないようです。
暖かいので、もっと北のほうに留まっているのでしょうか。
そもそも渡ってこない?ということもあるのでしょうか。
今日の写真はオナガガモです。
数は少ないながらも、きりりとした端正な姿が目を引きます。
雄も雌も入り混じってこちらに向かってくる場面です。
*2015年12月9日撮影
これが雄の姿です。
すっきりした体型で、白い胸、長い尾が特徴です。
オナガガモはハクチョウと一緒に渡来し、ハクチョウと一緒にいることが多いようです。
ハクチョウには人間が餌を与えることが多いので、それが目当てなのでしょう。
猪苗代湖にはハクチョウが渡来しますが、今年はもうやってきているのでしょうか。
ハクチョウのこない鶴ヶ城のお堀に来るオナガガモは何が目当てなのでしょうか。
*2015年12月9日撮影
これが雌のオナガガモです。
カモの雌はみな似ていて区別に困りますが、雄のオナガガモと行動を共にしているのが雌のオナガガモです。
しばらく見ているとわかります。
オナガガモは世界中に広く生息しているカモです。
越冬地は日本や北アメリカやヨーロッパ、インドなどのアジア、アフリカの北部など。
繁殖地はロシアやヨーロッパの北部、カナダの北部からアラスカなどです。
研究者によると、越冬のために訪れる国や場所は同じ個体でも年によって違うそうです。
世界を旅しているオナガガモなのです。
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