*2017年6月9日撮影
梅雨に入ったらしいのですが、今日は久しぶりに真夏の天気がやってきました。
気温も28℃くらいになったようです。
今日の写真はシロスジヒゲナガハナバチという、ハナバチの一種です。
ちょっと見にはミツバチかなと思うのですが、ヒゲが長いのですぐ分かります。
シロスジというのは黒い腹部に白い縞模様があるからです。
この模様もミツバチよりはっきりしていて、区別しやすいと思います。
この写真のハチはヒゲがかなり長いので、雄ですね。
背中に黄色いぶつぶつが乗っかっているのは何でしょうか。
花粉にしてはおかしいようです。他の寄生性の虫の卵または幼虫が産み付けられているのかも。
*2017年6月7日撮影
上の写真と同じくムラサキツメクサに取り付いてるシロスジヒゲナガハナバチです。
こちらはヒゲが少し短いので、雌ということになります。
シロスジヒゲナガハナバチは花に取り付くと、体をくるんと丸めるので、これもミツバチと違うところです。
*2017年5月12日撮影
これは先月撮影のシロスジヒゲナガハナバチの雌です。
花はカラスノエンドウ。
じつはシロスジヒゲナガハナバチの好む花は1番がムラサキツメクサ、その次がカラスノエンドウなのだとか。
シロスジヒゲナガハナバチにはとてもよく似た、ニッポンヒゲナガハナバチというそっくりさんがいます。
この2種を見分けるのはきわめて難しいのです。
ただニッポンヒゲナガハナバチの好物の花は、レンゲやフジ、タンポポやナノハナなどとされています。
訪れている花の種類から、今日のハチはシロスジヒゲナガハナバチに違いないと思うわけです。
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