さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

タヒバリ

2017-02-06 22:06:43 | 

*2017年2月5日撮影

 今日は一日中雨でした。

 そこで、昨日出会ったタヒバリの写真をお届けします。
 ビンズイかなあ、と思っていたのですが、色合いや顔つきからタヒバリとしました。





*2017年2月5日撮影

 川岸にいるタヒバリ。
 冬鳥として渡ってくるタヒバリですが、積雪の多い場所にはこないと言われています。
 地上で草の実や虫などを食べるので、積雪が多くては生きていけないので、もっともなことです。
 なので本来はここ会津にも来ないはずの小鳥だと思います。





*2017年2月5日撮影

 雪の上のタヒバリ。
 会津にもタヒバリが来るということは、あまり積雪の多くない場所になったということかもしれません。
 昨年はまったく積雪なしだったし、ことしもそれほど多いというわけではないので、会津も雪国ではなくなりつつあるのかも。
 これも温暖化でしょうか。

 

セイタカアワダチソウ

2017-02-05 22:00:21 | 草花

*2017年2月5日撮影

 曇り空ながら暖かい1日でした。夕方からは雨模様です。
 
 さて、田んぼに雪が積もっている中に、セイタカアワダチソウが並んでいます。
 あそこは畔だったのかと思います。
 セイタカアワダチソウは冬の雪の中でも枯れながらしっかり立っている、とても丈夫な植物です。





*2017年1月20日撮影

 雪の川岸にも並んで立っています。
 綿毛を出した実がふわふわした感じでついています。
 枯れた葉もそっくり茎についているようです。





*2017年1月5日撮影

 今年の初め頃、雪をかぶったセイタカアワダチソウです。
 このころはまだ葉が緑色です。
 外来の派手な黄色い花をつける大型の植物は、いっときすごい勢いで増えていて心配されたのですが、最近は増え方にブレーキがかかったようで、落ち着いて風情を眺めるゆとりも出てきたというところです。

ツグミ

2017-02-04 23:01:42 | 

*2017年2月4日撮影

 立春の今日、昼過ぎから日がさして春になったかのような暖かい日になりました。

 会津の鶴ヶ城公園界隈で、この冬よく見かける野鳥はエナガとツグミです。
 どちらも集団でいるところに遭遇します。

 今日はツグミをごらんください。





*2017年2月4日撮影

 ツグミはおなじみの冬鳥ですが、毎年同じようにたくさん見られるかというと、そんなことはありません。
 今年は特に多いように思っています。

 珍しく近くまで接近できた写真です。
 なかなかの目力があります。





*2017年1月24日撮影

 まだ柿の実がたくさんあったころの、ツグミの集団です。
 こういうのもおなじみの光景ですが、今年はよく見かけました。
 もう今では柿の実はほぼ食べ尽くされてしまいました。
 ツグミたちは雪のない地面を探して、虫を探して歩き回っています。
 無事に冬を越して、繁殖地の北の国へ旅立って欲しいものです。

お堀の雪景色

2017-02-03 22:33:27 | 風景

*2017年2月3日撮影

 1日夜から今日3日朝まで、雪が降り続きました。
 降ったり止んだりなのでそんなには積もらず、屋根に積もっている雪は今10cmくらいでしょうか。
 今日は節分、明日は立春ですが、雪景色に逆戻りです。

 会津の鶴ヶ城のお堀にも氷が張ってその上に雪が積もっていますが、毎年さまざまな雪景色を見せてくれます。
 一期一会という言葉がありますが、まさにその日その時だけの二度と現れない景色です。
 そんなお堀の雪景色あれこれをご紹介します。





*2017年2月3日撮影

 手前の黒っぽい部分は凍らないで水があるのだと思います。
 その上の白い部分は、氷の上にうっすらと雪が積もったようです。
 で、そこに樹木から落ちる雪がこんな模様を作っているわけです。





*2017年1月29日撮影

 これはすっかり凍ったお堀に、手前は雪のかたまり、奥は降った雪がうすく積もっている光景です。
 光の加減で微妙な色合いが。





*2017年1月29日撮影

 水と氷と雪がつくりだす、なかなか刺激的な風景です。
 右上の方に2羽のオオバンが泳いでいます。





*2017年1月29日撮影

 こういうへんな風景もときには出現します。
 水が流れ込んでいるので、手前真ん中は凍っていません。
 その周りを薄い氷が取り囲んで、その外側は厚い氷で雪が積もっているというわけです。
 青空が氷に映って、水には樹木が映って、不思議な写真になりました。





*2017年1月21日撮影

 雪がたくさん積もっていた頃の、なんとなくほっとする雪景色です。
 こういうふんわりした雪景色もいいものです。



メタセコイア

2017-02-01 21:11:19 | 樹木

*2017年2月1日撮影

 2月になりました。
 今日はとてもいい天気でしたが、夕方から雪が降り出し、今も降っています。積もりそうな勢いです。

 今日は青空のもと、メタセコイアの冬姿を撮影してきました。
 メタセコイアは和名をアケボノスギといいますが、和名を使う人はいなくてメタセコイアで通っています。
 写真は高い木の先端部分。
 ぷつぷつと何かついているように見えますが、これは球果つまり松ぼっくりのような実です。





*2017年2月1日撮影

 木の中ほどの姿。
 ふさのように垂れ下がっているのは、雄花のつぼみです。
 これからひと月ほどしたら咲き始めると思います。

 メタセコイアは落葉樹なので、今は葉はまったくありません。
 それにかわって球果と雄花のつぼみがたくさんついていて、冬のメタセコイアを飾っています。





*2017年2月1日撮影

 雄花を少し大きく撮影してみました。
 つぶつぶが房のようになってたくさんついています。
 丸い球果も枝の先についているのが分かります。
 球果はもちろんもとは雌花だったわけです。
 雌花は雄花より遅れて、葉の芽吹きとともに緑色の松ぼっくりのような花を咲かせます。





*2017年1月16日撮影

 これは先月の雪の頃のメタセコイアです。
 すっきりした円錐形の美しい樹形をしています。

 絶滅したと思われていたメタセコイアが、中国の揚子江奥地で発見されたのは1945年。
 生きている化石として有名になり、樹形の美しさから、公園などにさかんに植えられるようになりました。
 こうしていまは会津の鶴ヶ城公園にもあるというわけです。