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*2019年1月6日撮影
年が明けてから、毎日降ったりやんだり、ときには晴れ間ものぞくといったあんばいです。
冬だから晴れないのはあたりまえですが、いまのところ大雪にならずに済んでいることに感謝です。
会津の鶴ヶ城の大手門へと登るゆるやかな坂道には、両側に椿が植えられていて「椿坂」と呼ばれています。
江戸の昔からそうだったのかどうかはわかりません。
秋から冬の頃、今の時期にはカンツバキが咲きます。
春になると本物の椿が咲きます。
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*2019年1月6日撮影
この花をカンツバキというのは、私がそう思っているだけで確かなことではありません。
カンツバキというのは、サザンカの一種で、園芸種なのでさまざまな品種があります。
サザンカ類にはたくさんの園芸種が存在し、それらを見分けることは困難です。
冬に咲く椿のような花という意味で、カンツバキという名はこの花にふさわしいように思っています。
名前が似ているユキツバキというのは、サザンカではなくツバキの一種です。
名前に反して春になってから花が咲きます。
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*2019年1月6日撮影
雪が積もったカンツバキの花というのは、名前のイメージにそっていい感じの写真になるのですが、残念ながらあまり雪が降りません。
そこで雪景色のような背景を選んで、カンツバキを撮影してみました。
この冬の時期に、懸命に咲いているカンツバキの小さな花は、とても愛おしいものです。