説法のお坊さんが、九十何歳かの方(今は亡くなられている)が書いた詩、
『おかけざま』を紹介してくださいました。
『おかげさま』
夏がきたら 冬がええといい
冬になりゃ 夏がええという
太りゃ やせたいといい
やせりゃ 太りたいという
忙しけりゃ 暇になりたいといい
暇になりや 忙しい方がええという
かりた傘も 雨があがれば じゃま
金を持ったら 古びた女房も じゃま
しょたい持ったら 親さえ じゃま
義理も人情も愛情も両親も
肉親の情もあればこその世の中となる
誰も彼も どこもかしこも かさかさ
かわききった あじけない この頃
衣食住は昔に比べりゃ 天国やが
上を見ては 不平不満のあけくれ
隣を眺めては グチばっかり
なんで自分を みつめないのか
静かに 考えてみるがえぇ
一体 自分てなんやろうか
親のおかげ 先生のおかげ 世間さまのおかげ
おかげの固まりが 自分やないか
いくら長ごう生きても
幸せの ド真中に居ても
おかげさまが 見えなけりゃ
一生 不幸
『おかけざま』を紹介してくださいました。
『おかげさま』
夏がきたら 冬がええといい
冬になりゃ 夏がええという
太りゃ やせたいといい
やせりゃ 太りたいという
忙しけりゃ 暇になりたいといい
暇になりや 忙しい方がええという
かりた傘も 雨があがれば じゃま
金を持ったら 古びた女房も じゃま
しょたい持ったら 親さえ じゃま
義理も人情も愛情も両親も
肉親の情もあればこその世の中となる
誰も彼も どこもかしこも かさかさ
かわききった あじけない この頃
衣食住は昔に比べりゃ 天国やが
上を見ては 不平不満のあけくれ
隣を眺めては グチばっかり
なんで自分を みつめないのか
静かに 考えてみるがえぇ
一体 自分てなんやろうか
親のおかげ 先生のおかげ 世間さまのおかげ
おかげの固まりが 自分やないか
いくら長ごう生きても
幸せの ド真中に居ても
おかげさまが 見えなけりゃ
一生 不幸