赤波川のおう穴群を眺めながら渓谷を遡って行くと「板井原の里」と記された石碑が建てられている所に出てくる
石碑によるとここは昭和50年4月に22戸が離村して廃村になったようです
里に入ると約40年の年月が経っているためほとんどの家屋は自然に帰りつつある(中にはちょくちょく帰ってきてるのかいつでも生活できそうな家もあった)
そこからもう少し上流へ上り三叉路で左手の林道を進むと山間の秘境上板井原集落に行き着く
「智頭小学校板井原分校跡」にバイクを止めてノスタルジックな集落を散策してみると廃村か?って錯覚してしまうほど誰にも出会わない
しかし板井原集落は日本の山村集落のただずまいを今に残している事で、伝統的建造物群保存地区として保護されている
よく観察すると修復途中の家屋も存在している 廃村を免れた板井原集落はいつか観光地として復活するのか?
その前に今にも朽ちてしまいそうな集落の姿をしっかりと記憶にとどめておこう
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