大学受験と高校受験では大きな違いがありますが
一つに各大学による入試教科の違いがありますよね
文系・理系の違いもありますし、”基礎”かそうでないかなどの違いもあり
大学、学部による違いもあることから、的を絞った入試対策をするには
志望校を決める必要があるわけです
もし、高校3年生で今まだ志望校が決まっていないとしたら?
名の知れた大学に進学するのは既に厳しいと考えた方が良いかもしれません
高校入試とは大きく異なる所です
なぜそんなに前から志望校を決めておかなくてはならないかというと
浪人生の存在があります
浪人生は既に志望校が決まっており
総単元学習も終わっていますから、志望校に向けた学習に1年間を費やせる
その違いがあっても同じ試験を受ける訳ですから、一つの大学に合格する為に掛けた時間も費用も
浪人生の方が有利となりますよね
昨日は高校3年生の皆さんに最終確認として
志望校と入試教科を記入してもらいました
志望校は第5志望まで書く欄を設けていましたが、殆どの生徒さんが第2・第3くらいまでしか書いていませんでした
気持ちの上では第2くらいまでが本人にとっての志望校と言えるでしょう
しかし、現実を考えると第4志望位までは考えておく必要があると思います
大学入試では5大学以上を受験される方が近年は普通になっています
高校入試はそこまでバリエーションは広くありませんから
やるべき事は明確です
なので志望校はこれからというご家庭でも
学力を先に延ばしておく事で対応が出来るのです
もちろん早い段階で決めておく必要もあります
大学付属なのか、難関校なのか、一般公立なのか
というくらいの大枠は中学に入ったら決めて、そこに向かった学習が必要でしょう
新学期が始まりましたから、生活リズムが落ち着いてきましたら
ぜひ、家族で進学に付いて話をする時間を持つ事をお勧めしたいです