大学入試に向けて、新高3生、浪人生に志望校調査票に記入してもらいました
浪人生は勿論明確な志望大学、学部がありますが
現役生はまだそこまで明確になっていない生徒さんもいて
『実力を付ける方が先』という生徒さんもいます
しかし、文系なのか、理数系なのか?
センターを使うのか、使わないのか?
必要な教科は何か?
などは高校に入学した頃から学校にも意識するように促されて来た事でしょう
調査書にはそれぞれきちんと調べて、必要教科を記入していました
ある1名の現役生さんは、ちょっと特殊です
学校の先生とは折が会わず、何も相談できないそうなのです
なので、志望校については全て私の所に相談に来ます
この生徒さんは勉強が好きではありません
皮肉なもので、勉強ができないのではなく、好きではないのです
なので検定等、本人がやろう!と思ってくれればその級に受かるだけの実力を見せるのですが
基本的には勉強はしないというスタイルです
なぜ、塾に通っているのか?となるのですが
本人も将来を見据えると大学は卒業しなくてはならない・・と言う事がわかっているからです
希望する学部は決まっています、しかし、その為に大きな努力はしたくないというスタンスは
真剣に入試に向かっている人から見たら、理解しがたいでしょう
行きたい学部があるので、あとはその学部のある大学を探す訳ですが
この生徒さんは東京の底辺校から見始めました
そして、入試科目の少ない大学
志望する学部のある大学で、入試科目が少なく、低い大学で、東京にある
この4点で志望校を選んで行きます
正直自分でも出来る事で、親御さんと相談しながらでも出来る事、私が一緒に観る事でもない
ように感じる部分もありますが、この生徒さんをなんとか不登校にせず
大学進学への意欲を持たせたいと取組んでいらっしゃった親御さんの事を考えると
大学に行く気になってくれただけ良かったというのが私の本音です
メンタル的な落ち込みもなく、順調に進学に向けて進んでいる生徒さん達は
しっかり自分で志望校に必要な科目とセンターの有無も調べていました
文系の生徒さんに比べると、理数系の生徒さんは非常に必要教科が多いです
同じ大学入試と言っても、理数系進学を希望される場合は学習範囲や難易度がかなり違いますから
入試対策をする時期も文系よりは早く始めないとなりませんね
今年の大学入試ではセンター利用で中央大学合格を掴んだ生徒さんが
理数系進学を決めたのは中学生の頃でした
受験生ほどの学習量ではありませんが、高校1年から勉強をサボった事はありませんでした
苦手教科は英語・国語
しかし猛勉強の末、英語はセンター160点以上をコンスタントに得点出来るようにまでなり
得意教科では8割を取れるという実力を定着させました
理数系進学ですから数学が肝心です
数学は1年生の頃から膨大な量をコツコツと解き、解法の定着と理解を深めてきました
しかしその一方では、部活動を件部し興味のある事にも意欲的に参加してきました
現在の調査時点では
理数系 6名
文系 4名
の生徒さん達が来年の大学入試に向けて取組んでいます
新1年生、2年生さんもしっかり準備を心がけながら新生活をスタートさせて欲しいと思います