東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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歴史の中に生きている

2012-03-11 09:27:39 | 教室便り
今日は忘れもしない日ですね。

東日本大震災から1年です。

テレビなどでも、特集が組まれているようですね

普段テレビは見ないのですが、今日は見ようと思っています。

被災された本当に沢山の皆様に心からお見舞い申し上げます。

言葉にするのが軽すぎるほどのこの悲痛な震災になすすべのない自分が

苛立たしく、人間の小ささを目の当たりにしています。


しかし、日本という地震国に住んでいる以上

避けては通れないのかもしれませんね

東京大震災は私は教科書と祖母の話でしか知り得ません

いつか、同じようにこの震災を教科書でしか知り得ない子どもたちの時代が来ます

阪神淡路大震災とともに、私達は大きな震災を経験しました

被災した地域に住んでいなかった者は

どこか他人事で学ぶべき事を学んでいないように思います。

こうして書いている私も、本当に学べているとは思えませんが。


今も日本は巨大地震の脅威にさらされていますが

ただ怯えるだけではなく、どう乗り越えて行くのかを

家族や周囲の方々とよくよく話し合い、その取り組みこそを

時代に残していかれたらいいと思います。

さまざまな防災用品が開発され、多くの技術者や研究家が

震災に備えています。

それらを利用させてもらう事も大切ですが

やはり、一番大切な事は大切な人を普段から大切に思い

大切にしている事を行動をもって示す事だと私は思います。


私達の1日1日は、はいつの日か歴史になります

そんな当たり前の事も、子どもたちに認識してもらえるように

ご指導させていただこうと、東日本大震災から1年の今日改めて思いました。


復興が全く追いついていないという話も聞きます。

1日も早く、不自由のない生活が被災された皆様に戻ってくる事を願っています。

新春の取り組み

2012-03-09 03:40:15 | 教室便り
期末テストも全終了したので

新しい学年に向けた取り組みを始めています。

各学年、現学年の総復習月刊として始めにテストをしています。

その結果によって先に進むか、復習が必要かを決めているのですが

低学年のお子さんから高学年にかけて全てに言える事は

読解力不足ですね。

書いてあるものを読んで理解する力が他教科に比べて極端に弱いです。

新しい教育にこれでは置いて行かれるばかり・・・

しかも、この分野は兎に角時間が掛かるので

授業と言うより、日々の訓練です。


そこで生徒さん全員に“課題”を出す事にしました。

低学年のお子さんは簡単な短文を作る

小学高学年のお子さんは新聞等の記事を要約してくる

中学生は課題作文

高校生は小論文を書いてもらうようにしようと思っています。


今年は高校受験生が多いので特に新中学3年生には

推薦入試で出された各公立校の課題作文に取り組んでもらいます。


また中学生は一番自覚もなく、精神的にも不安定な思春期となるため

各自報告ノートの提出を義務付けました。

今日の授業内容・理解出来た事・出来なかった事等を箇条書きに書いてもらいます

そうすることで、今終わったばかりの授業の復習になっているのです!

更にそれを要約して言葉にする練習にもなっていますね

みんな面倒臭がりながらも、ちゃんと書いているんですよ

私がサインしないと帰れない事になっていますからね♪

それだけではダメです。このノートが本当に活用されるためには

お母さんのサインが必要なのです!



今年は学年を問わず、読解力を身に付ける事を念頭において取り組んで行こうと思っています。

ご参加お待ちしています。

学校の現状をどう捉えますか?

2012-03-08 02:35:26 | 学習法について
今日は体験授業にご参加くださったお母様と

いろいろなお話をさせていただきました。

特に、今通われている学校の現状に危機感を持っておられ

変化する教育にも関心と理解があり、とても楽しくお話でき嬉しく思っています。


これは私にも言える事なのですが

初めてのお子さんの進路を考えた時、どうしても思うようにはいきませんね

やはり、自分の時はこうだった・・とか

あちらのご家庭がこうだから・・・とか

一生懸命考えて行動してもどうもしっくりいかない・・・

なので次の子の時は

その経験を活かして、アンテナを張り巡らすようになり

良い情報を見分けたり、的確な判断が出来る。

そうした目を持った親御様ほど現状の学校に不信感を募らせているのではないでしょうか?

私も末娘を中学に通わせている母として、私なりの学校に対する考えはありますが

ここでは控えさせていただきます。


現中学1年・2年生さん達は、どっぷり「ゆとり教育」で育ったにも関わらず「競争教育」での

高校入試を迎えなくてはならない、辛い学年さん達です。

体制がまだ整っておらず入試問題にふさわしい教育を受けていない!

という切り替わりの混乱した時期を過ごさなくてはなりません。


これはお子さんが“犠牲”になるという事ですが、まだ気が付いていない親御さんも

いらっしゃるのが事実ですし、学校側もはっきり言ってはくれません。


中学校の今回の期末テストは難易度が上がったと感じています。

難易度だけではありません。問題数もです。また高得点を取らせる為の問題のネタばらしなど

学力を錯角しかねないテストでした。


子どもに無関心な先生?卒業するまでの子守り役?と先を見据えている親御様には

不審が募ります。

しかし、だからと言って学校を責めていても仕方ありません。

ご家庭でお母さんがしてあげれる事、家族で協力しカバーできる事は沢山あります。



私は学校も含め塾に通うだけで成績が上がる、学力が付く。というのは嘘だと思っています

お子さんを見守る環境が整うこと、体制が整う事。

お子さんに直接指導するだけではなく、こうした事を一緒にサポートしなければ

本当の意味での学力にはならないと考えています。

なので当教室の親御様には兎に角協力をしていただいています。

入塾テストはありませんが、協力する気持ちを親御さんに持っていただく事は必須です。




合宿に行く?

2012-03-07 01:26:21 | 教室便り
今年中学3年生になる生徒さん達と

前回の期末テスト対策授業で、7時間を超える拘束になってしまった事で

「合宿にした方が良い」

なんて、私が言ってしまったのです。

帰り道が心配なのと、長い拘束時間に集中力も切れ気味

というデメリットがありましたから。

まぁ、朝から夜まで勉強勉強の合宿なんて

誰も行きたがらないだろうと思っていたのですが・・・

以外にも乗リ気の生徒さん達で

これは本格的に考えなくてはいけないかもしれません。




考えていたのはGWに2泊3日。軽井沢あたりでいいかな?

と調べました。

ホテルなんて贅沢は言えません!

貸別荘やログハウスで十分ですよ、食事は私が作るとして・・・

と考えて、講師を2名手配して・・・ん~~

やはり6万円近くなってしまいますね。

そして早くも空きがなくなろうとしています!!

やりたい事は沢山ある、しかし経費がかかってしまう

とジレンマです。

こんな時、大手塾なら金額など気にしないのでしょうが

私はどうしても気になってしまうんですよね。



夏や冬の合宿は多いですがGWはあまり聞きません。

しかし、追い込みが厳しくなる前に自覚を持たせ、日々の学習に目的を持ったり

意欲的に取り組むことを早い段階で理解してほしいんです。

そして辛いのは自分だけではない!という事もです。



ということで、アンケートをお願いする事にしました。

明日、早速配ろうと思っています

ご家庭で決めていただくのが一番ですから。

食生活と学力

2012-03-06 01:32:42 | 学習法について
ネット社会になり、大変便利に大量の情報を手にする事が出来

私もおおいに利用させていただいています

ある先生が書いておられた内容に私の考えを含め

今日は食生活と学力の相関性について書いてみようと思います


長年、同じ年頃の生徒さんを教え続けている

学校の先生は勤続年数が長くなるほどに

その年代の特徴や嗜好等が情報処理されたデーターのように理解されていると思います。

その結果、「朝食を抜く、偏食、三角食べが出来ない」など

食事のとり方が学力に響いている(100%ではありません)傾向がある。

という見方をされていました。


私もそう思います。

昔から「朝食を抜く子は頭が良くならない」

「好き嫌いの多い子は対人関係においても同じ事が言える」

「三角食べが出来ない子は考え方が一辺倒になる」

そんな話を聞いたことがある方も多いかと思います。



しかし、今書いた書き方ではまるで食事の仕方がその子の性格を左右してしまうと言っている訳ですが

これに対して私の考えは少し違います。あくまで私の考え方ですが

逆にして考えると・・・

「頭が良くならない子は朝食を抜く」「対人関係がうまく作れない子は好き嫌いが多い」

「一辺倒な考え方の子は三角食べが出来ない」

となります。

つまり、その子の内面にあるものが結果として食生活に現れている。

と考える事も出来ますよね?

なので食生活を改善すれば頭が良くなるのか?

コミュニケーションを上手にとれるのか?

多面性のある思考力になるのか?

私はこれらを食事で改善できる効果はわずかだと思います。

直さなくて良いとは言っていません。直せるなら直した方が勿論いいですよ。

ただ、その効果を期待するなら・・です。



食生活で学力を改善したいなら、私の提案はこうなります。

朝食も夕食も(夕食は特に)家族が揃って食卓を囲み、楽しい話題を中心に会話を楽しむ。

食事が済んだら解散ではなくデザートなど食べなからジャンルを問わず様々な話題に触れ

皆で会話をする。

食事の仕方が問題なのではなく、「食環境」の方が問題なのだと思います。



一人でとる食事はどんなご馳走も味気ないだけではなく、研究の結果摂取される栄養も減るのだとか・・

家族と楽しく過ごした後は気分も良いですよね?“やる気”が出ます。

しかし、食事をしながら文句を言われると・・・・もう何もする気が無くなります。

「食育」が話題になって久しいですが

“一番大切なのはどんな気持ちでその食事を頂いたか”

という事だと、子どもを育てながら私自身が感じた事です。

みなさんはどう考えますか?