16日の塾内テストの結果は、入塾したての浪人生も加わり
また、親御さんからプレッシャーをかけられている生徒さん等
真剣に受け、結果を真摯に受け止める事が出来たようです
1年を切った来年の入試に向けて
生徒さん達の取組みを少しご紹介します
ある生徒さんから夜になってLINEが来ました
3年生の時期には大手予備校+個別塾に通い、志望校を目指して
頑張っていたそうです
しかし、成果は殆どと言っていいほど得られず
センターではメイン教科も5割にとどまってしまいました
塾内テストでも、何とか5割をとれたものの
その他の教科は4割以下と、厳しい現状が突きつけられました
『これからどうしたら?自分の勉強法は間違っていたのか?』
という内容のLINEでした
塾内テストでの目標点としては6割を下回っていては話にならないでしょう
真剣ではあっても緊張感は比べ物になりません
先ほどの生徒さんには、これからやるべき学習法を伝えましたが
『厳しいですね』と言っていました
これが厳しいと感じるなら、現役時代は何をしていたのだろう?
逆にこうした学習をせずに現役を過ごしたのなら
勉強をしていなかったのと同じ事だと感じました
時間を無駄にしましたね
そう思うと同時に、大手に通っていただけで安心していたのかな?
とも思いました
次は現役生の話です
理数系進学を希望していた生徒さんでしたが、今回初めて
文系への進路変えを提案しました
この生徒さんは集中力が弱いのと学習の偏りをどうしても直せない性格です
苦手なものと向き合うとなると、人一倍の覚悟と努力が求められるのだと思います
これから学習量は増え、自習の重要性も増します
大学進学してからも、数学は単位を落としかねないので
留年や中退にも繋がるかもしれないと想像され
理系教科の方が苦手という事も明白ですから、総合的に考えて
文転する事をお勧めしました
問題は学校では既に理数系進学としての授業を選んでしまっていた事ですが
実際はあまり影響がないと考えている事もお伝えしました
なぜか生徒さんは肩の荷が下りたように、大学を探してみる!
と返事がありました
結果としては当教室で過ごして来た生徒さん達の実力は
外部から新たに参加してくれた生徒さん達より上回っていました
少し不安があるのは、現役生が追い越せない浪人生が少ない事です
現役時代に納得できる力を付ける事が大切だとわかってくれると良いのですが
安心してしまう可能性もあります
しかし、東大講師から指導されている事もあり
私の心配は影を潜めると信じてもいます
来月も塾内テストは続きます
そして月に2回・3回と増えて行きます
アウトプットにこだわった学習へ移行し、入試に向かうのです
この1年を無駄にせずに、受験生の皆さんには
スペシャルな1年として頑張って欲しいです!!