11月15日(火)
お陰様で昨日の疲れは解消。
7時から朝食、9時にチェックアウトして、送迎バスで えちぜん鉄道(単線、一車両)「あわら 湯のまち駅」へ、そして「勝山驛」で下車。
勝山市には福井県立恐竜博物館が在るが、勝山駅舎を一歩出ると大きな恐竜モニュメント・「フクイサウルスの親子」が迎えてくれる。(笑)
1982年に市の北谷杉山川で、私には何だか難しい中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見されたり、恐竜の歯や骨や足跡化石それに”かぎづめ”なども発見されているそうである。
二人はそれぞれモニュメントに握手してからタクシーで越前大仏に向かった。(笑)
(画像はクリックすると拡大する)
九頭竜川を渡って11時40分、大師山清大寺に着いた。
おぉっ…やっぱりね、ネット情報通り、正に「ゴーストタウン」である。お店は軒並み閉まっていて、参拝客には6人出会っただけだった。観光名所ではないのを承知で来たのであるが、コロナ禍なので私達には良かった。
大門をくぐって中門を通り抜けて大仏殿迄かなりの距離があった、めっぽう広い境内に先ず驚いた。
日本一大きな大仏様を一目見たかったのである。身の丈17メートル、奈良の大仏様は14メートル98なので、なるほど~大きいんだよな。
遠路はるばる訪ね来て納得できたので、気持ちが落ち着いた。(笑)
拝観を終えて大仏殿の入り口に戻ると、五重塔や日本庭園の綺麗な紅葉が目に飛び込んできたが平泉寺行きのバスの時間が迫っていた。
今、机に向かって「大師山清大寺 参拝のしおり」を読んで、「九龍壁(九龍殿)」を見学せずにバス停に急いだのを後悔している。(涙)
広大なお寺の境内には沢山の見どころが在るのを知らなかった故に後の祭りとなってしまった。
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建立したのは地元の大実業家、相互タクシーの創設者・故多田清氏で、立身出世できた恩に報いる為に父母祖先の眠るこの地を選ばれたとか。大きな石碑に昭和62年と刻まれていた。ふと思い出すに兵庫県の香美町にある長楽寺の巨大な「但馬大仏」(釈迦如来・薬師如来・阿弥陀如来の木造大仏3体)も氏が寄進されたと聞く。
長楽寺は奈良時代の天平年間に僧行基創建の古刹、2年前の2020年2月14日に湯村温泉に出かけ折に訪れたのを思い出す。
それに平泉寺白山神社(へいせんじ はくさんじんじゃ)の参拝を終えてタクシーで「勝山驛」へ戻る途中、車窓から見たお城、一見姫路城のような綺麗な外観の模擬天守(高さ57.8m)、コレも氏の建設に依ると運転手さんが教えてくれた。こちらは市と連携し「勝山城博物館」として多田清文化教育記念財団が運営しているそうだ。
物好きな私、時間があれば入館してみたかったが・・・・・
それにしても多田氏の夢は限りなく”でっかい”ものだったんだなぁ~!!!
さて時間は戻って、越前大仏から乗ったバスが12時50分に白山平泉寺に着いた。
お昼ごはんに入った蕎麦屋さんの「越前 おろしそば」の実に美味しかった事!それに窓の外の紅葉も格段に綺麗で思わず息を飲んだ。
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先ずは泰澄大使廟にお参りして参道入り口の石標「白山神社」を見上げ、彼は「平泉寺に行く」と言っていたはずなんだけど・・・「平泉寺」ではない事に??
白山平泉寺は717年、白山(2702m)を開山した泰澄大使が創建、戦国時代には国内最大の宗教都市として栄え、境内は約1km四方に広がっていたと言う。
1868年の神仏分離令で平泉寺への寄進地はすべて没収され「平泉寺」の名称は廃止され、白山社の本社、拝殿、鳥居などは「白山神社」として残されたそうだ。
「白山平泉寺散策マップ」を読んで、彼の言う平泉寺と石標の白山神社と白山平泉寺の名称の変遷など色いろが解った。
拝殿に関しても元は正面45間の大拝殿だったそうである。本社の左右にやや小さい社があるのは白山山頂の三山それぞれの神様を祀っているかららしい。
私は狛犬に惹かれた。阿の狛犬は赤ちゃん獅子を、吽の狛犬は珠玉を持つ稀に見るものであった。そうそう狛犬が大好きな私は「佐吉の狛犬」を訪ね歩いた時期があったっけ。(笑)
マスク越しとは言え澄み切った綺麗な空気を胸いっぱいに吸いながら延々と続く広い広い石畳の参道をゆっくり進む。見上げるばかりの大きな杉やブナの木立と苔むす地面は優しく参拝者を包み込んでくれた。大変気持ち良く、まるで吸い込まれる様な気分に、自然への感謝の気持ちが自ずから沸きあがってくるのを感じた。
私は脚と相談して歩きは本社迄とした。
白山神社は彼の希望、勝山城と筑前大仏は私の希望で2人はちょっと違うんだよな。(笑)それでも共に両方を十二分に満足して無事帰路に就いた。良かったよかった!
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7時から朝食、9時にチェックアウトして、送迎バスで えちぜん鉄道(単線、一車両)「あわら 湯のまち駅」へ、そして「勝山驛」で下車。
勝山市には福井県立恐竜博物館が在るが、勝山駅舎を一歩出ると大きな恐竜モニュメント・「フクイサウルスの親子」が迎えてくれる。(笑)
1982年に市の北谷杉山川で、私には何だか難しい中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見されたり、恐竜の歯や骨や足跡化石それに”かぎづめ”なども発見されているそうである。
二人はそれぞれモニュメントに握手してからタクシーで越前大仏に向かった。(笑)
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九頭竜川を渡って11時40分、大師山清大寺に着いた。
おぉっ…やっぱりね、ネット情報通り、正に「ゴーストタウン」である。お店は軒並み閉まっていて、参拝客には6人出会っただけだった。観光名所ではないのを承知で来たのであるが、コロナ禍なので私達には良かった。
大門をくぐって中門を通り抜けて大仏殿迄かなりの距離があった、めっぽう広い境内に先ず驚いた。
日本一大きな大仏様を一目見たかったのである。身の丈17メートル、奈良の大仏様は14メートル98なので、なるほど~大きいんだよな。
遠路はるばる訪ね来て納得できたので、気持ちが落ち着いた。(笑)
拝観を終えて大仏殿の入り口に戻ると、五重塔や日本庭園の綺麗な紅葉が目に飛び込んできたが平泉寺行きのバスの時間が迫っていた。
今、机に向かって「大師山清大寺 参拝のしおり」を読んで、「九龍壁(九龍殿)」を見学せずにバス停に急いだのを後悔している。(涙)
広大なお寺の境内には沢山の見どころが在るのを知らなかった故に後の祭りとなってしまった。
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建立したのは地元の大実業家、相互タクシーの創設者・故多田清氏で、立身出世できた恩に報いる為に父母祖先の眠るこの地を選ばれたとか。大きな石碑に昭和62年と刻まれていた。ふと思い出すに兵庫県の香美町にある長楽寺の巨大な「但馬大仏」(釈迦如来・薬師如来・阿弥陀如来の木造大仏3体)も氏が寄進されたと聞く。
長楽寺は奈良時代の天平年間に僧行基創建の古刹、2年前の2020年2月14日に湯村温泉に出かけ折に訪れたのを思い出す。
それに平泉寺白山神社(へいせんじ はくさんじんじゃ)の参拝を終えてタクシーで「勝山驛」へ戻る途中、車窓から見たお城、一見姫路城のような綺麗な外観の模擬天守(高さ57.8m)、コレも氏の建設に依ると運転手さんが教えてくれた。こちらは市と連携し「勝山城博物館」として多田清文化教育記念財団が運営しているそうだ。
物好きな私、時間があれば入館してみたかったが・・・・・
それにしても多田氏の夢は限りなく”でっかい”ものだったんだなぁ~!!!
さて時間は戻って、越前大仏から乗ったバスが12時50分に白山平泉寺に着いた。
お昼ごはんに入った蕎麦屋さんの「越前 おろしそば」の実に美味しかった事!それに窓の外の紅葉も格段に綺麗で思わず息を飲んだ。
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先ずは泰澄大使廟にお参りして参道入り口の石標「白山神社」を見上げ、彼は「平泉寺に行く」と言っていたはずなんだけど・・・「平泉寺」ではない事に??
白山平泉寺は717年、白山(2702m)を開山した泰澄大使が創建、戦国時代には国内最大の宗教都市として栄え、境内は約1km四方に広がっていたと言う。
1868年の神仏分離令で平泉寺への寄進地はすべて没収され「平泉寺」の名称は廃止され、白山社の本社、拝殿、鳥居などは「白山神社」として残されたそうだ。
「白山平泉寺散策マップ」を読んで、彼の言う平泉寺と石標の白山神社と白山平泉寺の名称の変遷など色いろが解った。
拝殿に関しても元は正面45間の大拝殿だったそうである。本社の左右にやや小さい社があるのは白山山頂の三山それぞれの神様を祀っているかららしい。
私は狛犬に惹かれた。阿の狛犬は赤ちゃん獅子を、吽の狛犬は珠玉を持つ稀に見るものであった。そうそう狛犬が大好きな私は「佐吉の狛犬」を訪ね歩いた時期があったっけ。(笑)
マスク越しとは言え澄み切った綺麗な空気を胸いっぱいに吸いながら延々と続く広い広い石畳の参道をゆっくり進む。見上げるばかりの大きな杉やブナの木立と苔むす地面は優しく参拝者を包み込んでくれた。大変気持ち良く、まるで吸い込まれる様な気分に、自然への感謝の気持ちが自ずから沸きあがってくるのを感じた。
私は脚と相談して歩きは本社迄とした。
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白山神社は彼の希望、勝山城と筑前大仏は私の希望で2人はちょっと違うんだよな。(笑)それでも共に両方を十二分に満足して無事帰路に就いた。良かったよかった!