オルカと聞くと、映画ファンなら1977年の映画を思い浮かべるかも知れません。英語でシャチのことです。でも、今日話題にするオルカは、医師会のOnline receipt computer advantageの略で、医師会で推進しているレセコンを、オルカと呼んでいます。
一般に医療用の機械は高くなりがちで、レセコンも例外ではありません。需要と供給の関係から仕方ない面もありますが、限られた機能しかないコンピュータが車よりずっと高いというのは、ちょっと考えてしまします。しかも、毎月少なからぬメンテナンス料を払い、その上保守の期間は5年程度しかないため(部品の調達ができないとのことで)、たとえ何の故障がなくても、買い換えを強いられます。
そこで、医師会が主導して、汎用のパソコンで使えるソフトを開発し、3分の1程度の経費で済むようにしたのが、オルカです。
ただし、長年スタッフが使い慣れたレセコンを変えるのは、簡単なことではありません。よく研究してみなければなりません。