*ライトトラップ関連の記事は、
カテゴリー「高山性クワガタムシ」にもあります。
日時:2019年8月24日 18:30~22:20
天候:曇り 時々微風と小雨 気温:半袖でも寒くない
標高:約910m
昼間の大きなヒメオオクワガタをあとに
夜のライトに意気は上がりました。
前記事でも少し書きましたが
今回から灯火用ライトを55wから75w大口径に替えており
時期的に遅めではありますが
当夜は、これまでのライトとの違いをみるための
体験的なライトトラップでもありました。
↓ 右:新調した75W
私たちのライトトラップは
標高750~1000mくらいの高い所がメインです。
もう少し標高を下げればもっと集虫できそうなことには
うすうす気づいていますが
高いところが好きなんです・・・
オニクワガタ初飛来
この時期はオニクワガタの活動期です。
野外活動中のオニクワガタは関西では
探しても見つからない
探さなくても見つかることがある。
また、オニクワガタは灯火にも飛来するそうでですが
昼間に発見できた場所付近で何度も灯火してきたにも関わらず
一度も飛来したことのない
私にとっては採取難易度の高い種です。
↓ 念願のオニクワガタ飛来(メス)
これまで全く飛来してこなかったオニクワガタの飛来は
昼間の大きなヒメオオクワガタ以上に
うれしく興奮した一瞬でした。
↓ 林床にはゴミムシが多く見られた
↓ コクワガタ
↓ ノコギリクワガタ
まっすぐに太く伸びた光に見え隠れしながら
飛んでくる虫の様が見えます。
これまで使っていたライトとは明らかに違います。
↓ ガムシはたくさん飛来してきた
↓ 蝉も数匹(ツクツクホウシ)
↓ 初めて見るカミキリムシ
↓ つのトンボ
↓ 林床には多くのカマドウマ
当夜は時期的に遅めの灯火であるため
クワガタムシの集まりは少なかったですが
これまでの55w比べ、光は太く強力で
集虫という点で差が出たと感じました。
オニクワガタの飛来もライトの性能と関係しているのかな?
そんな気もした夜でした。
今後も場所を変えながら
9月中旬ごろまで灯火を予定しています。
↓ オニクワガタ 早々に飼育開始
↓ クヌギ青かび有り 産むかどうかはわからない
おまけ
ライトを保護できる専用ケースがないため
トランクに積むときはいつも気を使ってきました。
ということで
木製の箱を作りました。
↓ 段ボール箱では心細い
↓ ラワン合板をカット
↓ 純正の緩衝材を貼り付ける
↓ アルミ貼り緩衝シートを貼り付けて出来上がり
オニクワガタも飛来したんですね。ライトの強さの影響であれば面白いですね。
ウチにいるキュウシュウオニは材表面とマット産みでした。温度管理が出来れば問題なく産んでましたので、こよみさんのところでも産んでくれるとイイですね。
台風がいくつか発生してきてるようなので、沖縄では夏の虫達はそろそろ終わりです。アマミあたりでは発生がはじまってるかもしれませんね。
オニクワガタ飛来は本当にうれしかったです。
クヌギの産卵木を使用していますが、昨日見たところでは産んでいないようでした。
マットを少なめにしていたので先ほど追加してセットを組みなおしました。
初飛来なので是非ぜひ産んでほしいです。
台風嫌ですね。
9月になったし、採集者のいないアマミの山中ではこれから沢山見れるんでしょうね。