あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

初旅行(その5 承徳 写真編1 チベット寺院)

2014-06-14 00:41:45 | 旅行
 写真編と言いながら、肝心の部分の写真は、ナイ。
 寺院だけに仏像の撮影は御法度なので、その点、ご理解とお許しをいただきたい。


 まずは遠景。
 無駄に広いこの広場、なにかの行事にでも使うのだろうか?


 お寺公認のガイドさん、容姿端麗な女性が多い。
 ちなみに音声ガイドは中国語と英語だけ。
 北京市内の主要な観光地、故宮、天壇公園などが20ヶ国語以上の音声ガイドを
用意しているのと比べれば対照的である。


 入場券の表と裏。

 入場は裏面のバーコード部分を読み取る方式で、モギリ主流の日本よりハイテクな
感じがする。
 共通入場券、寺院3つに避暑山荘にこれで入ることが出来る、満腹満腹。
※ ハイテク自体、死語でしょうか・・・。


 寺院正門の扁額と各種由来を記した石碑の写真。
 民族の融和を掲げた清朝、その象徴的な場所でもある承徳ではいろんなものが4つ
の言語で表記されている。
 満州文字、チベット文字、モンゴル文字、そして漢字である。
 こういうのを見ていると、人類は進化しているのか退化しているのか・・・。
 先人の知恵をもう少し学ぶべきだろう、ねぇ〇〇〇さん!
 てな考えが脳裏をよぎるのであった。
 

 正門の中、左右には仁王さん(?)、かつて中国が日本のお手本だったことが、ここでも
わかりますね。
 

 境内は樹木や建物が多く並び、人が少ないこともあって、やはり厳かな雰囲気。


 とりあえず、平地では一番大きな建物。まだまだ山の斜面に寺院は展開していきます。

 
 とそこで、仏様のお姿を写したといころ、お坊様からとがめられてしまいましたので、
千手千眼観音様のお写真もありません。悪しからず。
 そんなことより拙者に仏罰が下るのでしょうか。いや仏様はきっと許して下さる。
 通った幼稚園がお寺の境内にあった拙者としては、そう思うのでした。


 チベット寺院には必ずあるマニ車。これを回すことでお経を唱えたことと同じ効果
があるとされる。チベット文字が読めない方でも信仰心があれば、仏様に祈りを捧げ
ることができるように工夫されたものである。


 さて、前方に壁面が。
 
 見上げるほどの高さ。でも登って行きます。


 この大きな建物の中に千手千眼観音様がおわすそうな。周囲には建物がたくさんあって、
多分、これがチベット様式なんでしょう、キッと。
 建物の中は非常に狭く、下から覗く混むように見上げないと観音様のお顔を拝むことは
出来ません。何でも頭の上にはご自身のお師匠様の仏像が乗っかっているそうです。
 返す返す、写真がないのが残念です。
 

 まだまだ次の場所へ。行く手にはまたしても階段が・・・。
 

 さらに上には、お金が儲かるという御利益の仏様がいらっしゃるとか。
 そう聞いちゃうと、皆、登りますわな。


 願いがかなうという南京錠。
 神戸人には懐かしい、金星台名物とおんなじ。違うのは神戸は二人の愛は永遠にというところ。


 先ほどの観音様の建物を見下ろす形に、何とも畏れ多い。


 いずこの国にもこういう落書きをするバカモンがいて困ったことです。


 磐鐘峰(けいすいほう チン・チュイ・フォン)が見えました。
 何とも不思議な岩です。山のてっぺんに直径最大約15M同最少約10M、重さ1.6Tの岩が
乗っかってる摩訶不思議な風景。
 毒ガスなのか湿気なのか、視界が悪いのが残念でした。


 出口の前には、商店街が立ちはだかります。清の時代の雰囲気を再現しています。


 書道の達人、即席で人の名前を盛り込んだ漢詩を書いてくださいます。
 でも拙者、漢字で五文字、すわりが悪いので止めにしました。


 出口もこんな感じ。


 外には露天商が。お決まりの光景でした。