あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

暮れなずむ旅籠に見ゆるおみなえし   あきオジ

2010-06-23 22:11:35 | 日記
鶴岡の郊外の映画セットで見つけた旅籠の暖簾
ちょっとそれらしい気分でした。

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電車の時刻表とは関係の無い時代
出発の時間はどのようにして決めたのでしょうか
食事の時間はどのように合図していたのでしょうか。

江戸学を学ばなくてはいけませんね。
ひょっとして面白いかもしれません。

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寂(せき)として客の絶間のぼたん哉  蕪村

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帰省する孫が抱えるサクランボ  あきオジ

2010-06-23 22:05:10 | 日記
山形名物はサクランボ
観光客も
帰省する人も
みんなサクランボの箱を抱えている。

この季節
この地方の当たり前の風景

来週になるとさらに人が増えるそうです。
みんな楽しみ方を知っているのですね。

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木がくれて茶摘も聞やほととぎす  芭蕉

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ざぶざぶと白壁洗う若葉かな  一茶

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あれもこれもそれでいいのだ星の空   あきオジ

2010-06-23 05:36:02 | 日記
星座は毎日同じようで
天候により同じではないし
星の光も長い旅をして
私たちのところに届いています。

きっと、私の体もそうだし
頭で展開されていることもそうなのでしょう。

自分の意思に頼る。
そんな言葉は、そのようなことで出来上がっているのですね。

約束はなるべくしない。
それは賢い選択に思えます。

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おちこちに瀧の音聞く若ばかな  蕪村

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景色と音が想像できる。
しかも不純物がないし
透明感のあふ風景
俳句って、これでいいじゃないの?

そんなことを思いながら
その純化し
輝いている。
それが難しい。

それはそれ美しい句で好きです。

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