なぜかしらぶっきらぼうな辛夷咲く あきオジ

昭和記念公園のチューリップ

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人体冷えて東北白い花盛り　　兜太

津軽満月足摺り輪となりこの世の唄　　兜太

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何かが違ってきている。
変わってしまったという感じがしてなりません。

それもあるけれど
日本人を再発見しましたね。

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木蓮の溢れる白き花をうけ あきオジ

昭和記念公園のチューリップ

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血汐湧き出で雑念なし　　放哉

仏にひまをもらつて洗濯してゐる　　放哉

（このような句がいいですね。間が抜けたような、それでいて生活感がある。そんなゆるさがすきです。）

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櫻散る夕べの鐘音とどまらず あきオジ

昭和記念公園の櫻

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春雨や友を訪ぬる想ひあり　　良寛

青みたるなかに辛夷の花ざかり　　良寛

（良寛も「いい人」らしいのですが、「らしさ」がどうも馴染めません。そんなこと言わずに馴れましょう。馴れれば懐かしくなるものです。）

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あの丘を登れきれば春の寺 あきオジ

昭和記念公園の芝櫻です。
こんな風景が当たり前になるまで
長い冬があったことなど忘れてしまいますね。

若いときは戻ってこない。
だとすれば
若い時は楽しみ
冒険する。

その経験は老後の楽しみにつながる。

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剛力は徒に見過ぎぬ山さくら　　蕪村

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長き日を惜めど散りし櫻かな あきオジ

昭和記念公園のチューリップ
見ているだけで嬉しくなります。
過剰にならず？
十分に管理されているので
絵になる風景です。

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大和路の宮もわら屋もつばめ哉　　蕪村

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自分が思っているほどの評価も得られず
関心も持たれない。

だから、自分がよければそれでいい。

そんなことを真ん中におけば
それなりの楽しみが出て来るような気がします。

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チューリップぶつかり合いし色が散り あきオジ

昭和記念公園のチューリップです。

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俳句も短歌も芸術の枠であれこれいいたがり
しがみついたところから
どんどんつまらない方向に行ったのかもしれませんね。

私には「ことば遊び」で十分であるような気がします。

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はるさめや暮れなんとしてけふも有り　　蕪村

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気分よく花見ついでの俳句かな　　あきオジ

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