あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

一歩ずつ春が近づきそして去り  あきオジ

2011-04-20 20:59:54 | 日記
神代植物公園です。

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けふは蕗をつみ蕗をたべ  山頭火

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今日はあれこれ忙しくしていたので
ことばが浮かんできません。

そんな日が段々多くなるのでしょうね。

年をとるとはそんなことかもしれません。
今のうち、ことばにしておくべきことはことばにしましょう。

自分を清算するなど
自分だけの事なのですから。

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若い人豊穣の海に溶け込まず  あきオジ

2011-04-20 20:12:09 | 日記
神代植物公園です。

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人体冷えて東北白い花盛り  兜太

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岸恵子を特集した番組を見ました。
夏目雅子、そして、高峰秀子に続いての番組です。
なかなかの力作でした。

黄色の黒の組み合わせのシックな洋服が似合っていました。
彼女でなければ着こなせない服装です。
さすが。

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茄子ならぶ絵手紙もありて無事を知る  あきオジ

2011-04-20 06:42:34 | 日記
昭和記念公園のチューリップ

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手ぬぐいで年をかくすやぼむおどり  良寛

この宮や辛夷の花に散る桜  良寛

(順序がどうなっているのか定かではありませんが、辛夷が咲いて櫻という順序の場所もあるようです。それにしても散るのが美しいかたまりとしての櫻と姿は例えようがないけれども、白い姿が青空になじむ辛夷その組み合わせが楽しいですね。桃の花と枝垂れ桜の組み合わせも豪華ですね。そんな贅沢を楽しめる季節なのですね。)

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俳句でも短歌でも生活の根っこが感じられない作品は、結局は俳句のための俳句としての強烈な個性がなければ消えてゆくのですね。

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ラジオから名前流れる四月なり  あきオジ

2011-04-20 06:15:21 | 日記
昭和記念公園
気づけばすほうの季節なのですね。

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葬式のきものぬぐばたばたと日がくれる  放哉

(山頭火にしても放哉にしても、俳句に支えられた人生になったのですね。それだけでもすごいですね。今の私には俳句(もどき)は生活の支えになっていないばかりか、趣味としての支えにもなっていませんね。それが実感です。顔を洗ったりするのと同じですね。生活の一部になりつつありますが、自分を支える意味は感じませんね。まだ、始めたばかりですから、それは無理ですね。そうなることを望んでもいないのです。)

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地震ゆれ朝昼晩なくよってくる  あきオジ

櫻散り集団疎開の打ち合わせ  あきオジ

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花のとき花を求めるうれしさよ  あきオジ

2011-04-20 06:07:06 | 日記
昭和記念公園のチューリップです。

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目にかかる時やことさら五月富士  芭蕉

駿河路や花橘も茶の匂ひ  芭蕉

(ときとして、芭蕉は旅行会社のキャッチコピーを担当していたのではないかと思えるほど、名所を巧みに織り込みますね。なるほど)

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今日は予定がないので
神代植物公園に出かけ
帰りに体力があれば泳いでこようかとおもいます。

このごろの楽しさは
現役の時に神経すり減らして仕事してきた
その御褒美だと勝手に決めています。

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