することもなき夕暮れの立ち話 あきオジ 2009-10-26 20:39:23 | 日記 神代植物園の薔薇 美しいものもいつか枯れてしまう 美しい器もいつかは毀れる どんなものも始まりがあり 終わりがある。 薔薇を見ていると 必ず同じところに戻ってくる。 そして、美しいときに楽しもう 明日は散ってしまうかもしれない。
猫眠る椅子を秋風通り抜け あきオジ 2009-10-26 20:21:09 | 日記 熱海の定食屋 「しらす定食」を出す店の中 六本木にでもありそうな店のインテリア なのに「すらす揚げ定食」などを提供している。 それでいいような 場違いなような でも、この洒落た店に男性は一人でした。
懸崖を運びおきては替える人 あきオジ 2009-10-25 05:57:13 | 日記 今日は熱海に出かけます。 温泉です。 ということで 明日の朝の更新はありません。 ・・・・・・・・・・ 神代植物公園の懸崖 菊の季節なのですね。 懸崖を職人さんが搬入していました。 置いては替えています。 その仕事ぶりを見ていると楽しいですね。 私は幼いころから職人さん憧れていました。 家にいても誰もいない そんな淋しい日々を過ごしていたので 職人さんの仕事を見るのが楽しかったのです。 近所には大工さん、指物師、豆腐屋さんが 家で仕事をしていましたので 上がり込んでじっと作業を見ていました。 大工さんが台を組み 柱をのせて、カンナで削る姿は 憧れでもありました。 電柱に登って作業をする姿も好きでした。 もちろん、今でも好きですし 人生であれこれの後悔があるとすれば 職人になれなかったことです。 そんなことを思い出しながら 日焼けした顔で鉢巻をして 並べ替えをしている姿を見ていると 嬉しくなってしまいます。 この風景いいなあ・・・・・。 そんなことで一枚。
欅さえ渋谷の秋色坂おりる あきオジ 2009-10-25 05:50:22 | 日記 原宿へ出かけました。 山本一力さんの講演を聞きました。 小説そのもののしゃべりかた 語る内容もそのとおりでした。 なぜか、新しい本を読みたいとは思えませんでした。 古本屋で見つけた本を 旅行に出かたとき 電車の中で読む それが似合う そんな感じかな そんなことを考えながら帰りの電車に乗りました。
赤い葉も黄色い葉も散る流れかな あきオジ 2009-10-24 05:21:42 | 日記 昭和記念公園の盆栽園 職人さんが二人います。 平日の午前中は入園者もあまりおらず 剪定作業に集中する時間帯です。 そんなときお邪魔すると 迷惑なのですが 手がすいていると 職人さんから声をかけてくれます。 私は盆栽を育てた経験がありませんから 専門的なことは会話になりません。 それでも、職人さんが語る「熱い」話は好きです。 自分が生まれる前から生き続けてきた松を 自分が大切に手入れし そして、次の世代に引き継ぐだけ そんなことを楽しんでいる。 嬉しくなるような深い話です。 きっと、人生そのものなのですね。 ・・・・・・・・・・ でも、根気も必要だし 知識も技術も必要だし 何よりも、盆栽が好きでたまらない。それが何より大切なのですね。 どのような道も探せば、深いですね。
思い切り窓を開いて秋を感じる あきオジ 2009-10-24 05:13:39 | 日記 青梅の街で見つけたポスト なぜか、ポストに特別の意味を与えたことが気になります。 広告やチラシしか入っていないポストとは違って 孫からの手紙 懐かしい知人からの手紙を 楽しみにしているような 大切にしているような そんな気配が嬉しいですね。 きっと郵便配達の人も 温かい心地よさを感じながら 丁寧に差し入れると思います。
もうろうとした土手にかすかに月見草 あきオジ 2009-10-23 06:46:55 | 日記 青梅の猫 ・・・・・・・・・ 青梅市住吉町のバス停に張り付けてあった 「猫絵」です。 どうして、停留所に絵を貼り付けたのでしょうか。 この発想が面白いですね。 絵が新しくなっていますから 飾り替えしているのでしょうね。きっと 現役のデザイナーがいるのでしょうね。 私は女性作家だと思いますがどうでしょうか。 でも、落書きもありませんし ひょっとして、地元の人はそこそこの関心しかないようです。 それでいいのですね。 誰もが猫好きとは限りませんしね。 猫絵、何回かアップしましたが 後、数枚残っていますから 機会がったらアップします。 喜んでいただけるならいかようにも・・・・ コメントください。 それにしても 最近、猫がもすのごいブームなのですね。 それはそれ楽しみましょう。 ・・・・・・・・・
坂道を駆ける子ら蜘蛛のごとく あおオジ 2009-10-23 06:36:30 | 日記 青梅の映画看板 「鉄道員」 イタリア映画でしたね。 ピエトロ・ジェルミ監督で大ヒットしましたね。 音楽も切ない日本人が好きな旋律でしたね。 息子の目から見た「誇り高き鉄道員」を描いた映画でした。 年配の方はわかると思いますが 「わが故郷は緑なりき」に登場する父親と重なりますね。 「鉄道員」を見たときさほど違和感がありませんでしたが 最近、見たとき「違和感」がりました。 もう、いまの時代、家父長制度的匂いもありませんし 父親の存在が大きいとはいけませんし 父親にそのような自覚があるとは思えません。 わずか50年の間に確実の変化しているのですね。 そんなことを映画から知ることもできます。 小津映画で戦後を知ることができました。 「寅さん」映画で昭和40年代から50年代の庶民を知ることができました。 あれこれこだわるとそこから世界が見えて楽しいですね。
赤い実を鉄砲玉に見た裁判所 あきオジ 2009-10-22 05:24:27 | 日記 昭和記念公園 赤い実が挑発的に見えることがあります。 ときどき思います。 花は癒してくれる優しさだけでなく 傲慢で挑発的に咲いて見えることもある。 ただ、言葉に変えて毒矢を放たないだけ。
青梅路を紅葉前線並走し あきオジ 2009-10-22 05:13:58 | 日記 青梅駅地下道に展示された映画看板 昭和の時代に見馴れた映画の看板 なぜか街に溶け込んでいる。 それが不思議。 当時、出来合いのポスター写真ではなく それぞれが手書きのだったのだ。 それが驚き。 それぞれの街に それぞれの看板を描く工房があり 職人さんがいたのだ。 そんな人も映画館の変貌と共に消えていったのですね。 靴磨き、人力車、豆腐の行商 消えてしまったようで、残っている。 そんなものを追いかけるのも面白そうですね。