2014年6月7日(土) ここ数年ミズバショウの咲く時期に毎年尾瀬に来ている。車の運転ができなくなってからは、もっぱらJRと定期バスを乗り継いで出かけている。 便利なのは鳩待峠から入るルートだが、どこから入るにしても尾瀬は遠い。 「はるかな尾瀬、遠い空」である。 さすがに今日はミズバショウの最盛期の土曜日とあって鳩待峠は大混雑である。 山の鼻に下る登山道は時々渋滞が激しくなって完全に止まってしまう。 しかし、山小屋で泊まれる人数は限られるため、午後3時を過ぎる頃には一斉に人の波は引いて静かな尾瀬となる。 尾瀬の素晴らしさはこの時間帯から翌朝までの間である。 今日は曇っていて星は見えなかったが、この3年間で女房と一緒に5回尾瀬に来て、雨に降られなかったのは今回がはじめてである。 朝は3時半に起きて誰もいない朝もやにたたずむミズバショウを満喫した。
〈この時期の鳩待峠はさすがに混雑している。〉
〈混雑する尾瀬ヶ原の中で、いつも人が少ない穴場〉
〈ミズバショウファミリーという感じの一群〉
〈リュウキンカの黄色が湿原に映えてよく目立つ〉
〈延々と続く木道の行列〉
〈定番のミズバショウ群生地〉
〈早朝ヘッドランプのスポットライトに浮かび上がるミズバショウ〉