散歩の途中で大きな梅の木が
花をいっぱい咲かせているのに
出会った。満開だった。香りは
漂っていなかったが。
菅原道真の"東風吹かば匂いおこせよ"
の文句が浮かんでくる。
菅原道真は学問の神様とされている。
きょうあすは公立高校の入試日だ。
若者たちの健闘を祈る。
散歩の途中で大きな梅の木が
花をいっぱい咲かせているのに
出会った。満開だった。香りは
漂っていなかったが。
菅原道真の"東風吹かば匂いおこせよ"
の文句が浮かんでくる。
菅原道真は学問の神様とされている。
きょうあすは公立高校の入試日だ。
若者たちの健闘を祈る。
日本対ドイツのアイスホッケー試合で日本が勝った。
3:1で決め平昌(ピョンチャン)五輪出場決定だ。
日本ではアイスホッケーの試合はテレビで放送されることも
少なくマイナーなゲームである。
けれど見ていてケッコー面白いじゃん。エキサイトするよ。
試合後のインタビューで選手が「いつもは三十人くらいしか
入らないのに今日は百倍くらい観客がいた」というのには
泣ける。苫小牧だからね。それでも
スマイルと涙。それに若さはじける女子アイスホッケーだった。
朝早く雨がザーッと降った。
それもつかの間。すぐに日が差してくる。
今日も晴れ。雪はどうしたのか。
例年通りなら二月は雪が降ってもおかしくないのだが。
まあ、余計なものは降らないほうが良いが。
おかげでスノータイヤなど持たなくても済むし
チェーンなど巻いたのは昔教習所で実習に
巻いただけ。縁がない。ありがたいことかもしれない。
昨日は当ブログに直木賞作家・恩田陸の小説に関して投稿した。
短編小説「線路脇の家」を読んでのことである。
氏の受賞作品は「蜜蜂と遠雷」というタイトル。まだ読んでいないが。
恩田陸は稲門の出である。昨年に続く稲門出の直木賞作家の
誕生ではある。近年、豊作が続くようである。
一方の三田は不作が続く。一番近いところでは池井戸潤(2011)
車谷長吉(1998)(故人)などであろうか。
彼らの出身母体である「三田文学」は永井荷風が創設した由緒ある
文芸誌である。昨年までは福田拓也氏が、現在は関根謙氏が編集長
を務めている。
しばらく日の目を見ない三田の作家たちである。
復活の兆しはあるのであろうか。
占有屋というのはバブル時代に生まれた言葉であるから
話はいささか古くなる。
先日直木賞を受賞した恩田陸の「線路脇の家」という短編
を読んだ。
一枚の油絵「線路脇の家」から映画「サイコ」へと連想が
つながり最後は「占有屋」にたどり着くというストーリーである。
物の本によれば占有屋というのは競売物件を落札した人間
に対して居座りながら膨大な立ち退き料を要求する人たちの
ことであるという。
作者の恩田陸という人は一時期不動産屋で働いていたことが
あり、その時の経験からこの作品は生まれたものであることは
容易に推察できる。
ただ、油絵から得たイメージを膨らませ、それを占有屋に結び
つけるにはいささか無理があるかも知れない、というのが私の
読後感である。