またベートーヴェン第九です。
この前の練習で「第九の第1楽章の始まりは空虚五度だけど、最終楽章の最後も空虚五度になっている」ということを教えてもらいました。
スコアを見ると確かに第4楽章の最後から2つ目の小節はDとA(ニ長調なので階名でドとソ)、最後の小節なんてD(ド)だけになってるやん。
ってことは第九の最後はドミソが揃っていなくて、ミが抜けてるからニ短調だとも考えられるってことかぁ!
歓びの歌のシメが短調に暗転してたらマジこわい!!
。。。とか驚いちゃったんですが、念のためベートーヴェンの他の交響曲の最終楽章(全部長調)の最後の小節(音の出てる小節)を調べてみたら。。
1番 ドだけ
2番 ドだけ
3番 ドミソ揃い
4番 ドとミ
5番 ドだけ
6番 ドミソ揃い
7番 ドミソ揃い
8番 ドとミ
9番 ドだけ
なんだ、最後にドミソが揃ってないのは別に第九だけじゃないのか。ちょっとガッカリ。倍音を利用してるってことなんですね。 ソ・what? 的な記事になってしまいました。でも音楽って不思議。