物置から出土したレコード芸術昭和42年3月号(ボロボロ)の巻末に、23ページにわたって創刊号から昭和41年12月号までの目次が載っていました。
記念すべき創刊号は昭和27年(1952年)の3月号で、表紙はトスカニーニだったんですね。
価格は98円。座談会記事が2つ組まれています。一つは「レコード音楽のありかた」、もう一つは「レコード会社の立場」。どっちもあんまり面白くなさそうですが、なんと、「あらえびす」(野村胡堂1882-1963)が座談会に参加しています。ちょっと読んでみたい。国会図書館とかにあるのかな?
それと昭和28年12月号までは毎号、別冊楽譜が付録についていたんですね。創刊号の楽譜はタルティーニの「悪魔のトリル」でした。創刊号なんだからもっと縁起のいい曲にすればいいのに~
ちなみに我らが宇野功芳先生の名前が初めて見出せるのは昭和32年(1957年)11月号の「ブルーノ・ワルターの芸術」という記事です。現役長いですね!
↓創刊号から昭和27年10月号まで