昭和11年~15年の『音楽新潮』(十字屋発行)からベートーヴェンの交響曲のSPレコードの広告を集めてみました。結構当時の雰囲気がわかります。
第1番 メンゲルベルク【昭和15年12月号】 音質も良くなってきていたんですね。コンツェルトゲボウ!
第2番 エーリヒ・クライバー【昭和14年3月号】 ベルギー国立管弦楽団のことでしょうね?
第3番 ヨッフム【昭和14年5月号】 英雄ともなると6枚組になっちゃうんですね。
第4番 メンゲルベルク【昭和15年4月号】 野村光一さんの推薦の言葉付き。
第5番 フルトヴェングラー【昭和13年5月号】アルバム、額面用肖像写真、そして総譜まで付いてくるとは、大サービスですね。
第6番 トスカニーニ【昭和13年5月号】 大トスカニーニ!
第7番 トスカニーニ【昭和11年2月号】 たくさんの方が推薦しています!
第8番 メンゲルベルク3枚目。【昭和14年12月号】 録音中の写真付き広告(ハープがいるけど?)
第9番 ヨッフム【昭和13年12月号】 9枚組。ナチス・ドイツが誇る鬼才!
。。。この頃のクラシック・ファンは意外なほどに充実した音楽生活を送っていたようですね!