『旬刊ニュース』28号(昭和22年)に、半ズボンの子供の指揮者の写真がありました。
ピエリーノ(ピエロ)・ガンバ君Pierino[Piero] Gamba(1936年生まれ)、なんと11歳のときの指揮姿です。しっかりした表情ですね。
「スイスやイタリアで演奏して絶賛を博した世界で一番若い天才コンダクター、ピエリーノ・ガンバ君は1947年5月22日、パリにおいてシューベルトやベートーヴェンの交響曲を堂々指揮して大喝采を受けた」ということです。
一般的には指揮者は人生の酸いも甘いも噛み分けた人間でないと務まらない気もしますが、純真無垢(?)の指揮者がどんな音楽をつくるのかにも興味があります。
ちなみにピエリーノ・ガンバさんと指揮者ラモン・ガンバ(Rumon Gamba)さんは全く関係がないそうです。