チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

月刊朝日ソノラマ~交響曲の鑑賞一回目「未完成交響曲」(1964年)

2015-03-01 23:20:45 | メモ

『月刊朝日ソノラマ』1964年1月号を古本屋で200円で買ってきました(この趣味はマズいと自覚)。

表紙はホコリで真っ黒だけど中に挿まれている4枚の「ソノシート」は一度も再生されていない様子できわめてキレイでした。

↑ 表紙をきれいに拭きました。テーマは「みずがめ座」。



この号から、「交響曲の鑑賞」というシリーズが開始されており、記念すべき第1回はシューベルトの未完成交響曲でした。

ちなみにシリーズ2回目はベートーヴェンの運命、3回目はドヴォルザークの新世界。1回目が運命でもよさそうですけどね。

未完成交響曲の解説は用語解説を含めて3ページ。気迫が込められた特集という感想です。



ソノシートにはA面が「第1楽章提示部まで」、B面が「展開部から第2楽章まで」と印刷されていますが、第2楽章が全部入るわけないので実際どこまで収録されているのか、それと、肝心の演奏者が誰なのか(誌面にもソノシートにもまったく記載されていない。聴いてもわからないですけど)を確かめようとして、オーディオテクニカのUSBターンテーブルでこのソノシートの再生を試みました。

しかしながら、針がピョンピョン跳ねてしまってソノシートとレコード針を傷つけてしまう危険を感じ今回は残念ながら再生をソッコーあきらめました。

↑ ソノシートはスケスケのぺらぺら。繊細すぎて再生が難しい~



マトモに再生できたらまたここでレポートします!

↑ 雑誌の裏表紙はナガオカ針。「長岡精機宝石工業株式会社」だったんですね。