チュエボーなチューボーのクラシック中ブログ

人生の半分を過去に生きることがクラシック音楽好きのサダメなんでしょうか?

ルドルフ・ゼルキン初来日時の公開レッスン(1965年)

2016-01-20 20:14:19 | 来日した演奏家

ピアニスト、ルドルフ・ゼルキン(Rudolf Serkin, 1903-1991)は1965年に初来日しています。

そのときの演奏会については詳しくはわからなかったのですが、東京文化会館アーカイブによると、少なくとも5月18日にはペーター・マーク指揮読売日本交響楽団とモーツァルトの協奏曲第27番を、5月24日にはケネス・オルウィン指揮同オケとベートーヴェンの協奏曲第3番及び皇帝を弾いています(パワフルですね)。ちなみにN響とはやっていません。

ところで『藝術新潮』1965年7月号によるとこの来日時にゼルキンは5人のピアニストに公開ピアノレッスンを行ったそうです。



レッスンを受けているのは江部公子さんというかた(場所、日付不明)。ゼルキン、やさしそう。純真無垢な音楽青年のまま年齢を重ねたって感じがいいですね。

 

↓ 若い頃のゼルキン(『レコード音楽』1940年7月号より)



(来日公演や公開レッスンについて情報を追加していきます。)