戦前・戦後にわたり大活躍したテノール歌手、木下保氏が照子夫人を語った記事が週刊朝日1955年9月25日号に掲載されています。
木下保(きのした たもつ、1903-1982)
木下氏は戦後藤原歌劇団にも所属し、またボリス・ゴドゥノフの日本人歌手による初演(1954年)にも出演されています。
↑ 木下照子さん
↑「近ごろ妻が女性であることを忘れて」とか「商売柄、月の半分くらいは旅で暮す僕は、わが身に潜む浮気の虫と闘い」など浪花恋しぐれ系の書きっぷりですが、文末は奥様を生命保持上必要不可欠な水に例えているようですね。
(「M形」ってなんざんしょ?)