1983年・教育出版発行の音楽の教科書『音楽1』を眺めていたら、あまりの面白味のなさにみんなクラシックがキライになるわけだわ~と呆れたわけですが、カラーページに「オーケストラ(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)」とだけ書かれた画像が載っていました。不親切なことに他に説明は一切なし。
これは挑戦状ですね。年月日、演奏曲目を解明するしかないです!?
場所が東京文化会館であることは明白。
さらにこの教科書は昭和56年(1981年)3月31日に検定されているので、それ以前の撮影のはずですよね。
すばらしく簡潔にまとまった「ウィーン・フィル来日公演記録」によるとウィーン・フィルの1981年までの東京文化会館における演奏会は以下のとおりです。
1969年:ショルティ指揮
1973年:アバド指揮
1977年:ベーム、ドホナーニ指揮
1980年:マゼール指揮
指揮者の後ろ姿(特にヘアスタイル)からするとショルティかマゼールということになろうかと思います。
しかし上記リンク先で、オーケストラの編成(けっこう大きいです)がぴったり合う曲目が見つかりません。R.シュトラウスの「ティル」「死と変容」もちょっと違うし、もしかしてカラヤン/ベルリン・フィルみたいに楽器を倍増してたり?
いつの演奏会で何が演奏されているのかわかったら追記します。(勝手にしろって感じ?)