東京・日本橋の三越本店ロビーにおける三越管弦楽団の「初春大音楽会」の画像です。
(小原敬司氏撮影・音楽評論社『音楽』昭和40年11月号より)
1955年1月。指揮は作曲家・服部正(1908-2008)。総勢約50名の楽団の配置はかなり無理してますね~!
このオーケストラは「三越少年音楽隊」の流れかと思ったのですが、三枝まり氏『日本の交響楽運動の黎明期―三越少年音楽隊を中心として―』によると、「三越少年音楽隊は明治42年に成立し、大正14年に解散するまで、民間の交響楽団として活動し、その後の音楽界の重鎮となる人材を次々と育てた。」とあり、とっくの昔に解散していたようなので直接の関係はないようです。
【現場検証】2015年9月
↑ ヘタクソな写真ですみません。結構狭かったです
【参考】昭和10年10月1日増築全館落成ポスター
(2015年6月20日の記事を直しました)