食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

うるし

2010-04-15 06:04:05 | 日記
 韓国に、うるしを食べる料理があることを知った。


  うるし、、、、、、


 あの、触るとかぶれる、うるし、である。うるし塗りのうるしである。


 食べたら、食道や胃が、かぶれそうなイメージがあるのだが、、、、、、


 名称を 「 オッタク 」 といい、鶏を丸ごと一匹、うるしの樹皮を入れた水で煮込んで味付けする料理だそうだ。 漢方薬の役割もはたすという。


  濃厚な味わいを堪能できる一方で、人によっては、全身にアレルギー反応が起こり、肝機能や腎臓に障害をきたし、ひどいときには、死にいたることもあるそうである。


 正直なところ、医食同源とは言うものの、のっぴきならない危険を犯してまで、おいそれと食べる気にはなれない。


 我が国でも、うるしを栽培する人が、若芽をつんで、てんぷらにして食す習慣があるようだ。


 京都の、なにがしの店では、うるしの若芽を食べさせてくれるそうだ。


  こちらの方は、若いだけに、アレルギーの心配は無用のような気がする。