おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

「家日和」 奥田英朗

2007年08月13日 10時45分47秒 | 読書

これもだいぶ前から読みたかったんやけど、やっとって感じです。家=家庭とは、ずっと外にいた夫の王国か、ずっと家にいた妻の城かって感じの在宅小説なんです。家庭が舞台。

6つの短編が入ってて、それぞれ妻か夫かどちらかが主人公。家庭内のことだけやってて、ふと生きがいをネットオークションに見つけはまる主婦や、突然の会社の倒産で家事に生きがいを見出す夫など。

どれも、ちょっと哀しくてせつない。けど、最終的には、家庭=家族が大事って気づくんやけどね。この中で、主婦が主人公なのが二つあって、そのどちらもが、気づけば何年も誰からもほめられてない、認められてない、家族は自分をいて当然・便利なものとしかとらえてないって。これはよくわかる。仕事がなかったら、緊張感もあまりないし、なんとなく日々は過ぎていくもんね。そう思えば、今、私は、程よく仕事をしてて幸せだ。

先日の晩御飯。あまりの暑さに買い物行けず、家にあるものだけでしたから、めちゃくちゃ彩りの悪い夕食でした。「あさりのスパゲティ」と「たらもサラダ」「色んなもんが入った焼いた春巻き」

 

昨日の昼は、パパがたこ焼きをしてくれました。準備・製作まで、全部自分でしてくれるから助かる。食べ過ぎて苦しくていつの間にか昼寝をしてたら、後片付けも全部終わってた。よかった。ラッキーだった。

息子もお昼寝中。高校野球はつけっぱなし。

息子、眉毛のお手入れ中。

 

息子に「ママのブログ見てる?」と聞いたら、「なんで、そんなもん、見なあかんねん?」やて。で、一緒に東京の写真とか見てたら、「六本木ヒルズ」の写真見て、「こんなん見てたら、水産研究所のバイト行くのいやになってきたわ~」って。かなりぼろいらしく、もしかして寮は個室やないかもしれんらしい。10日間、潮風にさらされるらしい。

 

そのバイトに行く前にも海で実習あるし、新学期入る前日は、兵庫県の水産試験場の実習があるらしい。「こんな、六本木ヒルズとかで働くリーマンになりたいけど、絶対無理やわ。どんどん真逆な方向へ行ってるし」って。確かに。でも、かなり真っ黒に日焼けして、好きなことなので、本人は、楽しそう。

 

自分が家におらへんようになって、ママすっかり老け込んでるんか思ったら、前より若くなってるしパワーアップしてるから、よかったわ」って、うれしいことを言ってくれるバカ息子。しかし、その後にしっかりお小遣い取られました。私の母からもことづかってたお金もあるのに。後期からは、バイトをするように言ったけど。ついつい、お金を渡すんは、あかんのやけど、やっぱり甘い私。結局息子は、ママはいつも出歩いてるしとか思ってるみたい。それで、「ママは、自分のお小遣いは、ちゃんとバイト二つしてまかなってるんやから。あんたもバイトしなさい」って、言ったけどね。「は~いよ。やっぱり、帰ったらうるさいから、そこそこで帰るわ」だとさ

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする