おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

「もしもし、運命の人ですか。」  穂村 弘

2007年08月17日 08時34分29秒 | 読書

穂村弘は、歌人なんだけどそのエッセイもなかなかおもしろくて、よく読む。これは、「恋愛」に関するエッセイ集です。(まあ、関係ないっちゃない私なんだけど。一応、女子のはしくれなんで)

 

作者自身の体験や考えがたくさん。「あのときああ言っていたら」とか「今度はこうしよう」とか延々とシュミレートし続けた果ての結果?

 

恋につきものの「ときめき」は、持続しないから、それをいかに長い間持続させるかとかね。

 

このエッセイを読んでなるほどと思ったのが、「さかのぼり嫉妬」相手の過去にやきもちを焼くこと。人間が抱く感情の中で、もっとも不毛なもののひとつって。そうやね。そのとうり。

年齢や経験の変化によって、恋愛の位相は変化していくとか。確かに、恋愛に限定しなくても、年齢や経験を経ることによって、許容範囲が広くなるというか、「まあそんなもんでしょ」とか、「まあええか」って。だから、若い時には考えられないことや許せないことでも、OKになっていく。なんだか、なんでも来い状態かも恐いわ。

 

息子がいなくなったとたんに、このような熟年夫婦メニューに。↑は、関西の夏の定番「鱧の落とし」が。私は、梅だれより、辛子酢味噌が大好きです。

↑は、先日のフルーツケーキに入れるフルーツを細かく刻んだもの。こないだは、急やったし、ブランデーにあまり漬けることができなかったの。だから、お酒も控えめやし、甘めに焼いてしまった。子供向けやった(大学生やけど)今度は、ちょっと数日漬けといて、ラム酒もホワイトやなくて、ダークのほうを使うつもり。大人向けにね。あまり甘くないほうがいいみたいなんで。

 

この漬けたのを見ると、私が子供の頃、母が同じように何日も漬けてて、弟と二人で、つまみ食いして怒られたのを思い出す。後、バニラエッセンスが、あまりにも甘くておいしい香りなんで、なめて、えらい苦かったとか。そんなことばかり、子供のころからやってました。

 

コメント (22)
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