おやつと本とアートで綴るhirorinの思い出

おいしいもの・小さくて可愛いもの・アート・本が大好き。これからも健康に注意しながらおやつを食べ続けることを誓います。

「デミタスコスモス カップ&ソーサー」細見美術館・「ホイッスラー展」京都国立近代美術館

2014年09月23日 21時25分23秒 | 美術館・博物館

行かなあかん」と思いつつ伸び伸びになってた細見美術館の「デミタスカップ」展。
変なお天気もおさまり、寒いような涼しいような日に京都へお出かけ~

初めは冷房の入ってなかった電車は途中から冷房、入ったらマジ寒い。
レッグウオーマーして、ひざかけして、カーディガン着てる私。

まずは、細見美術館へ。
この「デミタスカップ」展は、以前にテレビで紹介されてて岐阜でやってた。岐阜でも行きにくいところやし、京都の細見に来るから待ってました。

まさに小さくて可愛いカップのオンパレード。
カップの高さは7センチ以下、可愛い。そしてきれい。
こんなところにまで、装飾が施されてるの?使うのもったいない、眺めてるだけで十分、あちこちで「きゃあ、可愛い」と歓声が上がる。

男性客はゼロ。おばさんばっかし。(これが又難儀なのよ。2人くらいで来てはる・ほんまに鑑賞目的やったらええねんけど。4~5人のグループで来てはるのが多くて、全然関係ない話を大声でやってる。マジうるさい。静かに鑑賞してくださいて日本語で書いてあるやろ!と言いたい。

空いてるところところを狙って移動する私。うっとり~
マイセン、セーブル、ミントンなどヨーロッパの作品が主だけど、日本の磁器や漆のものもあります。

私が気に入ったのは、「チョコレートを運ぶ少女」を描いたもの、じゃがいもを模したカップ(こちらはちゃんとじゃがいもの芽が出てるところまで表現)、桃の形をしたもの(色が淡くてほんまに桃みたい)

作品リストがないのが残念・・・
図録は重いし買わないのだけど。

本当に宝石のようなきらめきでした

次は徒歩で行ける国立近代の「ホイッスラー展」へ。

ホイッスラーはアメリカ生まれでイギリスへ渡り、浮世絵をはじめとした日本の芸術作品に大いに影響を受けている。(らしい。知らんかったからね。)

私が特に気に入ったのは、この三点。

左端の少女のはエッチングで。実は私こういう服装が好きなのです。
カーディガンと白い丸襟のブラウス、チェックなどのプリーツスカート、ハイソックス。

ついでにチケット入れまで買ってしまった。

真ん中のは、歌川広重に影響を受けた作品。風景画だけど、色と構図のアレンジメントを目指してるらしい。題名は「青と金色のノクターン

そのマグネットがないので、影響を受けた歌川広重のを購入。

少女の絵は、「ライム・リジスの小さなバラ」。可愛い女の子でしょう。

パンフレットに載ってる「白のシンフォニー」もきれいだったわ。
持ってるうちわや暖炉?の上の花瓶は日本のものでしょうね。

私はこの白のドレスに目が釘付け。こんなん着てピアノの発表会出たい。(ええ加減にせえよ)

ホイッスラーの空の青が好き。色んな青。
私は青系が好き。冬も夏もお出かけ用のカーディガンは、水色や鮮やかな青。

今回の展覧会で何より良かったのは、音声ガイド。ナレーションはリリー・フランキーでちょっとぼそっとした抜けたような語り口もいいのだけど。作品によっては、音楽がバッグに流れてるの。

題名に曲名がついていたりするからね。
ショパンやバッハのバラードや夜想曲。

友達に教えてあげたら早速夫婦で行ってガイド借りたらしいよ。
(この夫婦、数年来漱石にはまっててカーライルの肖像画に大感激

私も久しぶりに読んでみようか?漱石。

お向かいの京都市美術館。

美術館内のカフェでは、ホイッスラー展限定メニューが。前菜おいしかった。イチジクが入ってたよ。
サーモンと生パスタの何とか。レモン絞ってくださいて言われたけど、熱いし中につかってるし、どないして絞ったらよろしおまんねん?と言いたい。

ホイッスラーとパパバブレのコラボキャンディ。
まあ言うたら、金太郎飴ですな。

この後、京都駅まで出てユザワヤで買い物。あまりの商品の多さに逆上→しんどい。割引クーポン券忘れるし。

息子がいつも「マカロン食べたい」言うから伊勢丹寄ってマカロン買おうか思ったけど、そんな気力はナッシング。

成城石井で、ロールケーキを。もう限界~

キーウイ彩色待ち。
息子、みかんを「柿の種」と抜かす。確かに透明粘土ちゃうからね。

メロンパンは、粘土の選定を間違えたような。もっとパサっと感が欲しい。チョコの上の刻みアーモンドは、しんどかったわあ。

いずれストラップか何かに加工予定。

久しぶりの美術館、良かったわあ。

この日は平日で、人も少なくゆっくり鑑賞できた。コレクション展もすごい作品がたくさん出てたし。藤田嗣治も出てた。おでこの広い子供の絵が好き。

青と緑の部屋」=ピーコックルームでは誰もいなくて、一人のんびりぼんやり座ることが出来たし。
いつまでも非日常に浸っていたい。

さあ、次はどんな非日常を体験できるでしょうか?

どんだけ、毎日の生活が辛いねん?)

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コメント (12)
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